ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

11/20 GALNERYUS UNBREAKABLE TOUR 2016 in 名古屋 DIAMOND HALL

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名古屋遠征2日目はDIAMOND HALLにてGALNERYUSのライヴ!4月の豊洲PITでのライヴがあまりにも素晴らしかったため、今回も非常に期待していました。

 

 

ライヴは18:00開演なので、始まる前にせっかくなので観光をちょっとだけ。向かった先は名古屋城。入場料500円を払って門をくぐると目に飛び込む和の趣のある厳かな空気が・・・。こういう雰囲気好きですね~。

 

 

名古屋1

 

 

ただ雰囲気は良いものの、今の名古屋城は戦争で焼け落ちてしまったあと見た目を忠実に復元しながら再建されたもので、城の中は普通の博物館でしたね・・・。

 

 

その後名古屋のいたるところにあるコメダ珈琲という喫茶店ブレンドコーヒーとミニシロノワールを味わいつつ、ヘドバンの最新刊を読みながら休憩。このシロノワール、名古屋ではポピュラーなスイーツだそうですが僕は初めて知りました。ちょっと甘さが強いけどおいしかったです。食べづらいけど。

 

 

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そして頃合いを見計らってダイアモンドホールへ。今回のUNBREAKABLE TOUR、なぜか名古屋公演のみ全席指定となっており、スタンディングで盛り上がりたい僕としてはちょっと萎えたのですが、まあコインロッカー代の節約になるし、これも特別な体験ということで・・・。(ちなみに翌日のLOUDNESSも指定席でした。なんでかなあ)

 

 

METALLICAIN FLAMESの最新作の曲がBGMとして流れる中席に座ってヘドバンを読みつつ待機。開演時間をちょっとすぎたあたりで暗転しライヴがスタートしました。一曲目は代表曲と呼んでもいい「Struggle for the freedom flag」。小野さんのヴォーカルはかなり好調なようで難易度の高い音域を見事に歌いあげており、あらためてヴォーカリストとしての実力をまざまざと見せつけられました。やっぱスゴイよこの人。

 

 

そのままの勢いで「RISE UP (THE LEGENDARY PANTHEON)」!この曲のサビの扇情力はハンパじゃない!指定席なんて関係あるか!思いっきりアタマを振り狂いましたとも。僕の両隣はあまり動かずじっくり観るタイプの方だったようでさぞかし僕のことがウザったかったことでしょう(笑)。どうもすみません・・・。「STILL LOVING YOU」のリズムにノリまくったあとは、他の会場でも演奏されていた「In the delight」へと続く。こういったポップな楽曲には小野さんの歌声はバッチリはまりますね。

 

 

そして名盤『RESURRECTION』の中でも特に僕が愛してやまないキラーチューン「SAVE YOU!」が!!この曲の爽やかな明るさの中ににじむこの上なく切ない哀感には胸を締め付けられっぱなしですよ・・・。「Save us. We wanna save you and us. 時が止まり逆流しても」の部分なんかメチャクチャ美しくて泣きそう。個人的には本日最初のハイライトでした。

 

 

中盤演奏人によるインストパートがあったのですが、そこも見ごたえ十分。メンバー各人の超絶技巧が炸裂する様は壮観でした。ギター→キーボード→ベース→ドラムの順にソロを披露していったのですが、今回僕が特に注目したのはFUMIYAさんのドラム。今回のツアーが新生GALNERYUS初お披露目ということでしたが、THOUSAND EYESなどで発揮されていた彼の実力からすれば当然ですが十分以上のプレイを見せてくれました。怒涛のツーバス連打と見事なスティックさばきに思わず歓声をあげることも忘れて見入ってしまいました。前任者のJun-ichiさんと違いルックスは思いっきりTAKAさんと被ってるようなちょい不気味なダークさを放っていますが(笑)、口を開けば結構気さくな感じ好印象。

 

 

そしてインスト終了後はお待ちかねの新曲。この曲を聴くことが最大の目的だったといっても過言ではありません。ツアータイトルを冠した「BE UNBREAKABLE」はかなりBlind Guardianの影響が濃そうな(何となくですがイントロで「Mirror, Mirror」が脳裏に浮かんだ)ヒロイックでドラマチックなメロディックパワーメタル。中盤のギターとキーボードがかぶさるソロパートの濃密さと勢いは凄まじく、そのまま怒涛のサビへ突入する様はまさに魂を鼓舞されるよう。こいつはまた素晴らしい名曲を生み出してくれたもんですね。次の音源も非常に楽しみ!はやくリリースしてっ!!

 

 

ラストはX JAPANの「Rusty Nail」を彷彿させる「MY LAST FAREWELL」、中盤疾走ギターソロが失禁モノの「SOUL OF THE FIELD」、問答無用の名曲「RAISE MY SWORD」で圧巻の締め。この曲においては小野さんちょっと歌詞が怪しかったかな?(笑)

これだけでチケット代の元は十分すぎるくらいとれていますがまだまだアンコール!もっとくれもっとくれ!!

 

 

Syuさんのギターソロとインスト曲(多分Syuさんのソロアルバムに収録されてる中の一曲)を披露した後、小野さんの「FUMIYA君が是非この曲を叩きたいというのでやります!」というMCに導かれ「BURN MY HEART」を披露し、間髪入れず「Silent revelation」で一度ライヴは終了。

YAMA-Bさん在籍時より小野さん加入後のサウンドの方が好きな僕ですが、「Silent revelation」だけはYAMA-Bバージョンの方が好きかも。この曲に関してはYAMA-Bさんの暑苦しいまでのシャウトが合ってると思います。まあ元が名曲なので十分楽しめるのでまったく問題ないですけどね!

 

 

ダブルアンコールは他会場でも披露されていた超名曲「ANGEL OF SALVATION」!14分を超える超大作ですが、一切ダレることなく最後まで緊張感が途切れない!美しい歌メロ!Syuさんの超絶ギターソロ!そしてラストのサビ直前の超ハイトーンスクリーム!

 

思い描くもの それだけを信じて きっと僕は羽ばたける この翼で

しゃああああーーーーっ!!!!!

 

もう最高!!

この曲のクライマックス感たるや言葉では言い表せませんね。月並みで陳腐な表現ですが感動のラストでした。大満足です。

 

 

座席指定で一階の最後方のL列ということで、バンドの演奏はあまり観やすいとは言えませんが、そんなことがどうでもよくなる素晴らしいライヴでした!新加入のFUMIYAさんのドラミングも非常にパワフルかつテクニカルで、Jun-ichiさんの穴を完璧に埋めており実に見事なパフォーマンスでしたね。GALNERYUSが期待を決して裏切らない最強のライヴバンドであることを改めて実感した次第です。

 

 

その後ホテル近くのグルメ街にて食べた名古屋コーチンの親子丼と手羽先のから揚げが最高に美味く、この日はホント幸せでした(笑)

 

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これは一度は食べるべき。高いけど。