ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

新年のごあいさつ - 2018年ベスト

2019年

新年明けましておめでとうございます。

(昨年の初めに身内の不幸があったため、本来ならば喪中なのですが)

 

昨年は非常にたくさんの名作・佳作に出会うことができ、さらに様々なライヴやフェスに参加することができ、音楽面においてはかなりの充実度を誇る年でした。

 

また去年の今頃は"1日に10人来れば良い方"くらいだったアクセス数も、今は"1日に20人来れば良い方"くらいに上がっており(笑) 改めて閲覧しに来てくれる方々には感謝申し上げます。こんな素人感想日記を見ていただき本当にありがとうございます。

 

まあアクセス数が増えようが減ろうがしょせんはひとりごと、思うまま気の向くまま、書く内容は今まで通り変わりませんので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

さて、去年の正月のあいさつに引き続き、今年も年間ベストアルバム&ソングをやってみようかと思います。2018年はアルバムも曲も非常に優れたものが多かったため選出にはだいぶ苦労しましたが、結果は以下のようになりました!

 

 

2018年 年間ベストアルバム

第1位

HER NAME IN BLOOD 『POWER』

HER NAME IN BLOOD 『POWER』

初期のカオティックかつアンダーグラウンドなムードは失った。しかしそれと引き換えに得た正統的なヘヴィメタルのダイナミズムと、一切変わらないマッチョでタフなカッコよさ!凄まじいまでのPOWERを感じる痛快至極なメタルコア・アルバム。

 

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第2位

ANGRA 『Omni』

ANGRA 『Ømni』

劇的なパワーメタルをベースに、プログレ、クラシック、ラテン音楽の要素を高度な次元でブレンドした、メロディック・"アート"・パワーメタル。ヘヴィメタルという音楽はここまで格式高いものになれるのです。

 

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第3位

BRAHMAN 『梵唄 -bonbai-』

BRAHMAN 『梵唄 -bonbai-』

武骨で直情的な要素は少し和らぎ、よりキャッチーで表情豊かな楽曲が立ち並ぶ。もちろんハードコアパンクとしての矜持もしっかり持ち合わせており、アルバム全編から迸る激情は何ら揺るいでいません。

 

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第4位

At The Gates 『To Drink From The Night Itself』

At The Gates 『To Drink From The Night Itself』

冷酷で無慈悲、そして何よりも哀しい。鬱屈した絶望感がひたすらにあふれ出て止まらないメロディックデスラッシュの宝庫。圧巻のラストはまさに美醜の究極形態。

 

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第5位

THOUSAND EYES 『DAY OF SALVATION』

THOUSAND EYES 『Day of Salvation』

悲哀と憤怒の限界突破!殺傷能力100%のデスラッシュ!速さ一辺倒でなくテンポを落とした楽曲も目立つようになりましたが、そういった楽曲ですら慟哭が鳴りやまない強力作。

 

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第6位

Primal Fear 『Apocalypse』

Primal Fear 『Apocalypse』

もはや正統派ヘヴィメタルというフィールドに敵なし。メタルヘッズなら熱くならないわけがない"ヘヴィメタル of ヘヴィメタル"が体現された楽曲群は潔さMAX。頭を振ってメロイックサインだ!

 

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第7位

陰陽座 『覇道明王』

陰陽座 『覇道明王

これまで以上にダークでヘヴィな攻撃性を増しつつも、従来の彼らの美点であるドラマチックな構築美とたおやかなヴォーカルワークはバッチリ健在。唯一無二のヘヴィメタルスタイルが詰め込まれた一品。

 

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第8位

THE PINBALLS 『時の肋骨』

THE PINBALLS 『時の肋骨』

今の若手J-ROCKにここまで心を揺さぶられたのは初めてかもしれない。小綺麗にまとまらず、荒さと毒々しさを発散しながら、印象強いメロディーでまとめ上げた本物のジャパニーズロックンロール。

 

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第9位

FIVE FINGER DEATH PUNCH 『And Justice For None』

FIVE FINGER DEATH PUNCH 『And Justice For None』

グルーヴィーでキャッチーなモダンメタルの名作。バラードがやや多い気がするも、どの曲にも男泣きの叙情性をしっかり携えているのがポイント。アグレッシヴな曲のカッコよさは言わずもがな。

 

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第10位

Riot V 『Armor Of Light』

Riot V 『Armor Of Light』

良質なパワーメタルナンバーがガッツリ収録された一枚。前半の充実度が最後まで続いていればもっと良かったですが、それでもなお本作がRiot Vらしさ満載の名盤であることは疑いようのない事実です。

 

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2018年 年間ベストソング

第1位

「Light Of Transcendence」 ANGRA

メロディックパワーメタルの新たなる完璧な名曲。サビのスケールのデカさ、高揚感は筆舌に尽くしがたい。

 

 

第2位

「The Sacrament Of Sin」 POWERWOLF

大仰なシアトリカル要素を多分に含みつつ、劇的でキャッチーにまとめ上げた至高の一曲。サビが最高にカッコいい。

 

 

第3位

「Daybreak」 CROSSFAITH

前半の獰猛な攻撃力もさることながら、クリーンヴォーカルによる壮大なクライマックスが鳥肌モノ。

 

 

第4位

「Dead And Alive」 PARASITE INC.

キャッチーなイントロからインパクト抜群なモダンメロデス。ギターソロもメロディアスでありながら突進力があって最高です。

 

 

第5位

「飯綱落とし」 陰陽座

翳りあるメロディーと荒々しくもタイトなギターが極上の感動を与える、アルバム屈指のスピードナンバー。

 

 

第6位

「SAVIOR」 HER NAME IN BLOOD

最初聴いたときはあまりのカッコよさに興奮を抑えられませんでした。ギターソロがまた強烈なんだなコレが。

 

 

第7位

「METAL SOULS」 DESTINIA

何と言ってもこのサビ!正統派HR/HMが好きなら感動しないわけがないでしょう!

 

 

第8位

「New Rise」 Primal Fear

アルバムのイントロからいきなりこんな強烈な疾走チューンがかまされたら、そりゃあヤラれるっての。

 

 

第9位

「Ride The Fire」 THE CROWN

攻撃力100・防御力0の激烈疾走デスラッシュ。後半のリードギターのカッコよさはガチで反則級。

 

 

第10位

「Dead Man Walking (Overture Ⅱ)」 BLACK VEIL BRIDES

アルバムハイライトとなるドラマチックな大作。これまでの曲のメロディーを辿るエンディングに息を飲みます。

 

 

先に述べた通り、とにかく今年はアルバムも曲も良いものが多い!ここに挙げた作品以外でも気に入っているものはたくさんあります。

 

アルバムだと...

 

浜田麻里『Gracia』

KAMELOT『The Shadow Theory』

STRIKER『Play To Win』

CHTHONIC『政治 Battlefields Of Asura』

PARASITE INC.『Dead And Alive』

 

これらは10位以内に入れてもいいのではないかと思うほどの名作です。これらを外さなければならないジレンマ...!

 

曲単位ではさらに良いのが多くて、上記のアルバム収録曲はもちろんのこと...

 

Judas Priest「Rising From Ruins」

CRYSTAL LAKE「Aeon」

GYZE「Japanese Elegy」

W.E.T.「Kings On Thunder Road」

Ailiph Doepa「Machu Picchu」

DISTURBED「Holding On To Memories」

BiSH「HiDE the BLUE」

凛として時雨「High Energy Vacuum」

LOUDNESS「Soul on Fire」

 

...それから、それから......

 

ああダメだ!キリがない!!

 

とまあこんな調子で、個人的には豊作も豊作な一年でしたね。良い作品が多いのは良いことだ!嬉しい悲鳴です。

 

またライヴも優れたものが多くて、フェスはどれも非常に楽しかったし(特に国内外のアーティストを一挙に観られたWARPED TOURと、天候こそ恵まれなかったものの、アットホームで開放的な雰囲気で過ごせた氣志團万博は格別でした)、単独も充実したパフォーマンスをたくさん観ることができました。

 

特にBRAHMAN日本武道館公演!あれだけ心に来るライヴは今後あるのだろうかと不安になってしまうほどの感動のアクトでした。

 

とはいえやはりLOUD PARKが無くなってしまったのは痛いですね...。このブログの過去記事を見てくれた方はわかっていただけるとは思うのですが、僕は徹頭徹尾ヘヴィメタルファンというわけではなく、パンク系や日本の音楽も普通に楽しめるクチです。ですので他のメタルヘッズの方と比べて相対的なダメージは小さいのですが、それでもやっぱりショックですからね。

 

それと今年のビッグニュースと言えばELLEGARDENの復活......ではなく、AS I LAY DYINGの復活でしょう!まさか活動再開してくれるとは思いませんでした。不倫で引退する日本とはエライ違いだ。

 

あくまで当事者間の問題であるはずの不倫などをすっぱ抜かれたアーティストや芸能人に対して、「謝罪しろ」だの「テレビに出るな」だのネットでガタガタ文句を垂れる輩の神経は理解できないしするつもりもありませんが、ティム・ランベシスに関してはやらかしたことがことだけに、公に出てくることはムリだろうと思っていましたが...再起できるものなんですねえ...

 

まあ人によって思うことはあるかもですが、僕としては今後を応援していきたいなと思っています。先行公開された「My Own Grave」は、アルバム収録曲として発表されていたら確実にベスト10に入れてたでしょう。

 

音楽的なこと以外だと、度重なる異常気象による災害が日本列島を襲い、とても「良い年だった!」とは言えない2018年ですが、今年は少しでも良いことが起きるのを祈るしかないですね。とりあえず台風はとっとと失せろ。

 

それでは2019年も当ブログをよろしくお願いいたします。