ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

4/13 CROSSFAITH / ONE MAN TOUR 2019 - EX_MACHINA CLIMAX - at Zepp Tokyo

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Zepp TokyoにてCROSSFAITHのワンマンツアーのファイナル公演を観に行ってきました。

 

CROSSFAITHならつい先日新木場で観たばかりじゃねえか。短期間で同じバンドのライヴ行ってどうすんだ」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。わかりますよ。本人もそう思ってますから。

 

当初行く予定は無かったんですけど、他にやる事のない休日、次の日は日曜日、前売りもまだ売り切れてない、会場があまり足を運んだ事のないZepp Tokyo、そしてツアーファイナルと、複合的誘惑に耐えきれずに前日の夜にチケット取っちゃったんですよ。何だ、何か文句あんのか!?(なぜかケンカ腰)

 

昼過ぎに家を出て一路お台場へ。開演までまだ時間があるのでダイバーシティを軽く見て回る事に。当日になるまで知りませんでしたが、この日はZepp Divercityの方でPassCodeのライヴがあるらしく、そのTシャツを着た人が多く見られましたね。最新作『CLARITY』がなかなか良い感じだっただけにこっちにも興味が湧いたものの、大人しくTokyoの方のZeppへ。この会場へ来るのは2015年の9mmのカオスの百年ツアー以来かも。

 

ワンドリンクのぬる~いレッドブルを一気に飲み干し、上手側中程に移動。今回は替えのシャツとか持ってきてないのでモッシュピットには入らず、メタルヘッズらしくヘッドバンギングとメロイックサインでバンドに応えることにしました。

 

客層としてはやはり激ロック系のJ-ROCKリスナーっぽい人がほとんどで、メタルコアキッズはあまりいないようでした。やはりここ数年のダンサブル・ポップフィルターで濾過されたんだろうな(笑)

 

定刻を5分ほど過ぎた段階で暗転し、ステージ前にかかっていた垂れ幕に「本公演の注意事項」という名目で映像が流れ、「モッシュ・ダイブ・ヘドバンなどの危険行為は一切禁止とさせていただきます」というアナウンスが。

 

まあ当然そんなルール守られる訳がないのですが、わざわざこんな映像まで作るほどの事か?とこの時点では頭にちょっと疑問符がつく(後の演出で再利用されることになるのですが)

 

普段のワンマンで観られるような大仰なSEによる登場がなく、幕が下りた瞬間に「Freedom」がプレイされるのですが、最初のサビ前までちょこっとやっただけでその後にすぐにステージ袖にはけ、改めてSEの「Deus Ex Machina」で登場し直し。そのままアルバムの流れ通り「Catastrophe」へと続く。

 

今回は端っこの方であったため、そこまでステージから離れている位置ではないもののモッシュはまったく発生せず。そのためバンドのパフォーマンスをしっかりと観ることができました。アグレッシヴにステージ上を動き回るTeruさんや、冷静さを保ちつつも激しいヘッドバンギングを繰り出すKazukiさんが特に印象強く、方向性が軟派な方になっても(笑)やはりステージ上の姿はカッコいい。

 

Koieさんのヴォーカルもかなり調子が良さそうで、デス/クリーンのコントラストが映える楽曲において、その高い歌唱力を遺憾なく発揮。何度もジャンプを繰り返しながらオーディエンスを扇動する様は相変わらず堂々としていて、問答無用でノセられてしまう。

 

「この曲が聴きたかったんだろ?」とかなり早い段階で「Jägerbomb」が投下されると、目に見えてフロア前方の中央付近に人が集まりモッシュピットが発生。やはりこの曲はCROSSFAITHのライヴには外せない鉄板の一曲ですね。

 

ただそれと双璧をなすライヴの定番「Countdown To Hell」はセットリストから外されていたのは意外でした。やはり柵が多すぎる会場ではウォールオブデスしにくいからでしょうか。

 

バックのスクリーンにSKINDREDベンジーが映し出されたあとに「Wildfire」をプレイ。曲が終わったあとに「俺たちの「Wildfire」はまだ終わらねえぞ!」とKoieさんが叫びだし、正直あまりこの曲が好きではない僕は「え?まさかもう一回やる気か!?」と若干慄きましたが(笑)、より一層レイヴ色濃くリミックスされたバージョンを短めにやるのみに留めてくれてホッとする。

 

しかしこのチャラくてダンサブル極まりない曲への反応は今までの曲よりも良く、今のCROSSFAITHを支えているのはそういう客層なんだなということを改めて実感する形となりました。

 

ドラムのTatsuyaさんのみを残してメンバーがいったん姿を消すとドラムソロの時間に。モフモフの毛が生え、イエーガーマイスターのロゴみたいなプリントがされたドデカいバスドラと、それのインパクトに負けない超速連打はやはりすさまじく、しばしドラムセットに目が釘付けになる。

 

特に下半身にドドドドッと響いてくるバスドラ連打の迫力は圧巻で、よくもまあここまで迫力のある轟音を出せるものだなあと。彼がかなりの実力者であることはアルバム、およびライヴ映像で充分に知っていましたが、生で体感してみるとより凄さが如実に伝わってきます。

 

......っていうかこの人僕と4歳しか違わねえんだ。HER NAME IN BLOODのMAKIさんといい、CRYSTAL LAKEの田浦さんといい、最近の日本のドラマーはバケモノ揃いか。

 

しかしそんな興奮の時間が過ぎると、今度は彼らのポップサイドが強調された曲、そしてバラードがしばらくの間続き、ここで個人的にはちょいとダレを覚えてしまいました。

 

特に「Rockstar Steady」「Wipeout」は彼らの曲の中でも特に好きじゃない部類のもので(スミマセン)、「これやるなら他の曲やってよ」という失礼な思いが頭をよぎる。

 

ただ「Milestone」のプレイ中にバックのスクリーンに映されていた彼らの過去の映像を見ると、昔の彼らはそれはもうメチャクチャにイモ臭かったので(笑)、今の路線に進まなければこれほどの人気は得られなかっただろうなと思いました。そう考えれば現在の彼らの方向性も一概に悪いとは言い切れませんね。

 

そんなちょいと退屈な時間が過ぎたら、突如としてKoieさんから「俺らの昔の曲を聴きたいか?今から7分間で3曲昔の曲をやる!」という言葉が聞かれ、「MIRROR」「SNAKE CODE (CARIBBEAN DEATH ROULETTE)」「BLUE」の強烈な3連打が飛び出す!なぜかメドレー形式になっていたのが不満ではあるものの、ここにきて本気のヘッドバンギングで応える!特に「MIRROR」は大好きな曲なので生で聴けて嬉しい限りです。なんでフルでやってくれんの?

 

その後は一切休まることなくヘヴィサウンドを出し続け、ここで一気に中盤のダレを解消してくれましたね。特に「The Perfect Nightmare」(ラストのグロウルがハンパない)、個人的にCROSSFAITHの全楽曲の中でトップクラスに好きな屈指のキラーチューン「Daybreak」の2連チャンはブチアガり!!

 

ラストのクリーンパートからの余韻を引きずりつつスクリーンにエンドロールが流れ出し本編は終了。しかし唐突に映像が巻き戻されていき、冒頭の注意事項のアナウンス映像がもう一度流される。今度は「モッシュ・ダイブ・ヘドバン等の危険行為は発生してしまうでしょう。ルールは一切ございません」というナレーションに一気に湧きたち、今度はフルで「Freedom」を披露。

 

ライブハウスの自由を訴えるという演出だと思われ、マナーやら何やら言われがちなライヴシーンにおいてはなかなか良い演出だなと思いました。ただ「Wipeout」とかと同様に、この曲も好きなタイプの曲ではないのですが...(笑)

 

最後の最後に代表曲と言える「Monolish」でモッシュにハーコー、ダイバーの嵐を巻き起こしてフィニッシュ。この曲も彼らのライヴにはなくてはならないポジションですね。もちろん渾身のヘドバンで応戦しましたよ。できれば「Leviathan」も聴きたかったけど。

 

終演時間が8時前となかなか早い段階で終了してしまいましたが、それでも2時間近いライヴだったので、結構密度は濃かったですね。中盤辺りのテンションの落ちはやや残念ではありましたが、後半で一気に盛り返してくれたのも頼もしかったです。

 

今度観るときは過去の楽曲をメドレーでさらっと流すなんてことはせずに、ガッツリタップリやってほしいのですが、今の客層だとやっぱりそれはちょっと厳しいかなあ?まだまだ期待はしていたいんですが。