ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

素人YouTuber初体験!遊戯王02環境デュエルは遊戯王老害予備軍の僕を虜にする

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僕は最近の若者にしては珍しく(かどうかはわからないが)、YouTuberについてはほっとんど追えていない。

 

「ヒカキンさんとかはじめしゃちょーさんという人が人気のYouTuberである」っていう事実は何となく認識してるものの、動画は見たことなく、どんな人なのかも定かではない。

 

見てるものといえば我らが江頭2:50さんのエガちゃんねる、トータルテンボスのいたずらをメインにしたSUSHI☆BOYS、ガーリィレコードとその愉快な仲間達によるホームビデオを配信しているガーリィレコードチャンネルという、芸人さんによる動画をたまに覗くくらい。

 

正直「素人がテレビの真似事して小金稼いでるんだろ?」みたいな、世間のYouTuberに対する偏見みたいなものに影響されているというのも少なからずあり、あまり積極的に手を伸ばしたいメディアではないな~...などと勝手に頭が働いてしまっているのです。

 

...そんな体たらくの僕でしたが、ここ最近夢中になって何度も見ているYouTuberがいます。プロの芸人さんでもなんでもなく、顔出しすらしていない一般人のチャンネルなんですが、ホントーに面白くて何度も見返してしまっているのです。

 

それがニコツさんというYouTuber。

www.youtube.com

 

 

世界で一番売れたトレーディングカードゲーム遊戯王 デュエルモンスターズ」の、2002年ごろまでのカードを使って様々なデッキを組み、ひたすらデュエルしていくというもの。

 

2002年といえば僕は小学2年生。そう、僕はドンピシャで遊戯王世代の人間なのです。

 

兄や友達とともに実際のカードも、ゲームボーイによるゲームも遊び(兄にデュエルで勝てた記憶は一切ない)、決闘者の王国やバトルシティでのデュエルに胸を熱くし、三枚の神のカードに心をときめかせていたのです。

 

そんな思い出タップリの遊戯王カードがバンバン登場し、熱く見事なタクティクスを駆使したデュエルが繰り広げられる...。こんなの高揚しない訳ないですよ。すぐにのめり込んでしまいました。

 

 

 僕が最初に見た動画がコレ。『昔のカードだけで遊戯デッキVS城之内デッキやってみた

 

5枚入りパックで当てた経験があり、僕のデッキで主力として活躍してくれた「真紅眼の黒竜」に、遊戯の代表的なしもべである「ブラック・マジシャン」が対峙しているだけでも胸アツなのに、しばらく続いた均衡状態を打ち破るかのように現れ、ブラック・マジシャンを破壊する「ギルフォード・ザ・ライトニング」が超カッコいい!

 

しかしその後すぐ「六芒星の呪縛」でギルフォード・ザ・ライトニングの動きを封じられてしまうところがデュエルの難しく、かつ面白いところ。見てるだけで次はどんな風に戦況が動くのかワクワクしてしまう。

 

 

属性強化のカードを多用した属性デッキ同士のデュエルや...

 

 

子供のころ一度は夢見たエクゾディアの勝利に...

 

 

こんな圧倒的不利な状況を覆す劇的なデュエルまで。

 

「ああ!そのカード持ってたわ!」「え!サイクロンってそんなタイミングで使えんだ!超便利じゃん!」「ギルフォード・ザ・ライトニング切り札として使ってみて~な~」とか、ノスタルジーとタクティクスの鮮やかさによる新鮮な驚きが目白押しで、本当に夢中になって見てしまう。

 

最近の遊戯王は知らないカードも増えたし、新しい召喚ルールやら専門用語やらが増えてしまって、どうにも興味が持ちにくいという、僕と同世代の人たちにはぜひともオススメしたいチャンネルです。元遊戯王キッズであれば胸熱不可避ですよ。

 

ただ、このチャンネルの動画を見て思ったこと。それは「自分がどんどん"老害"と揶揄される存在に近づいてしまっているのではないか」ということです。

 

今まで「昔は良かった。それに比べて今は...」と、過去を美化して現在のコンテンツに見向きもせず、ウダウダ文句を言う連中が大嫌いだとのたまっていたはずなのに。いつの間にか自分が「今の遊戯王はよくわからんけど、昔の遊戯王はやっぱり楽しいなあ!」と思ってしまっていることに気が付いたときはちょっとショックでした...。

 

ぐわ~~~。まさか自分が老害の仲間入りを果たすとでもいうのか。それだけは嫌だったのに。自分までこうやって現行のコンテンツを受け入れられない人間になっていくのか。そんな風に思ってしまう。

 

ちょっと複雑な感情になってしまうものの、やっぱり過去の王国やバトルシティの熱きデュエルの印象が心に残っている僕。リアルタイムでデュエルをしていた自分を思い返しながら、今日も彼らのハイテンションデュエルを楽しんでおります。