ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

8/16 SUMMER SONIC 2025 at ZOZOマリンスタジアム & 幕張メッセ

夏の風物詩・都市型フェスSUMMER SONIC、今年も行って来ました。行ったのは初日の土曜日で、どれだけ疲労困憊になっても、翌日が日曜で休みなのが本当にありがたいな...

 

今年のヘッドライナーはFALL OUT BOYで、ポップパンク/エモの大物アクトはぜひ観てみたいとは思ってたんですよ。ただし、やはり今年もタイムテーブルの問題がつきまといまして...

 

トリのFALL OUT BOYと完全に被った形で、MOUNTAIN STAGEではBABYMETALとTHE PRODIGYの流れがあるし、YUNGBLUDとHYDEが開始時間完全にどっ被りで、分身しない限り両方観ることは不可能。この被りはかなり悩ましかった...

 

結局MARINE STAGEのラストの花火を見ることは諦める形になりましたが、まあこういう迷う楽しみをすることも含めて大型フェスです。気の向くままに楽しみましょう。

 

当日の朝はもっと早くに起きるつもりだったのが痛恨の二度寝。慌てて飛び起きるも、幸いなことに大幅な遅刻をすることはなく、開演時間には充分に間に合う時間帯でした。平日は常に寝不足な僕が、目覚まし無しでこの時間に起きられたのは奇跡的。サマソニの楽しみが体に染み付いているということか。

 

軽く準備を終えて電車を乗り継ぎ、海浜幕張駅へと到着。駅構内が大量の人でごった返す感じ、フェスの日が来た!って感じで期待感が高まりますね。

 

幕張メッセに到着したら、とりあえず空きロッカーを見つけてさっさとジャマな荷物を預けて身軽な格好になる。去年に引き続き、充分にロッカーに余裕があったのは何よりでした。荷物抱えたまま1日中移動するなんてのはイヤですからね。

 

最初のアクトまで時間はあるので、とりあえずフードコートやブース、各ステージの動線を軽くチェックしながらプラプラと歩く。このお祭りムードの空間を歩いていると、サマソニが始まった感でワクワクしてくる。物販エリアのホールではなぜかプロレスみたいな催しをやってました。

 

ひととおりメッセをグルっと回ったあとは、シャトルバスを使ってZOZOマリンスタジアムへと移動。天気は直射日光バリバリではなく、適度に雲が覆っているので、幸いなことに暑さはそれほどでもない。とはいえ、あくまで"ここ近年の日本の夏の酷暑に比べれば"暑くないという話であって、熱中症に充分警戒しないといけないことは間違いないですが。

 

マリンスタジアムのアリーナに行くと、朝イチのアクトだというのにすでに結構な人が埋まっていて、スタンド席もかなりの盛況ぶり。MCのサッシャさんがステージ上から声をかけると、かなり良い反応を返していて、オーディエンスの士気も高そうでした。

 

サッシャさんが「サマソニ、今日が初めてだっていう人?」という問いかけに、かなりの人数が手を挙げていたので、SixTONES目当ての人たちが、この日のために朝早くから駆けつけた感じなんでしょうね。推しのパワーは偉大なのでしょう。

 

そのままMARINE STAGEにいてもよかったのですが、SixTONESのパフォーマンスを頭2曲ほど観たあとにスタジアムを後にし、シャトルバスに乗ってそのままメッセに帰る。MOUNTAIN STAGEのトップバッターである黒夢を観るためです。

 

 

黒夢

いわゆるヴィジュアル系ロックの源流の一つとされる大物。ライヴは観たことがなく、レジェンドたる存在はやはり目に焼き付けておくべきかなと。

 

バンド名に反して上から下まで真っ白な衣装に身を包んだ清春さんは、その佇まいや荒っぽうパフォーマンスなどから、ロックスター然としたオーラはしっかりと感じ取れました。ただ、歌に関しては幕張の音響の問題なのか、何を歌ってるのか聴き取りにくく、歌メロが追いづらい(しっかり聴き込んでるファンならわかるのでしょうが)

 

まあ、しっかりクリアに聴き取れたとしても、僕好みの叙情性や哀愁、ポップさといった要素は薄いだろうということもあり、あまり僕の琴線に触れてくるタイプのライヴではなかったかな。キレッキレのビートを刻みまくるドラムはかなりカッコよかったですが。

 

なお、MCはややぶっきらぼうで、何度もマイクを床に叩きつけたり、コップをブチまけたりといった、荒れ狂ったスタンスを貫いていた清春さんでしたが、サングラスを外すと意外と素朴な目をしてるな〜と思いました。なんか九州にある母方の実家の叔父さんと顔つきが似てる。

 

開演まえのDJ BOOさんも言ってましたが、今日の出番を終えたあとそのまま大阪に行って、夜にまたライヴ。そのあと大阪のサマソニも出て、さらにそこから神戸でライヴというイかれたスケジュールを組んでいるらしく、HYDEさんといい彼といい、50代のバンドマンはパワフルですね...

 

 

黒夢終わりはちょうどお昼時なので、屋台を物色してタコライスシークヮーサーソーダを味わう。先月行った沖縄の余韻がまだ残っているのさ。まあタコライスの具はそんなたいしたもの入ってなかったけどさ...

 

飯終わりに、SONIC STAGEにてgo!go!vanillasのイキのいいロックンロールを軽く観たあと、MOUNTAIN STAGEに戻って来ました。次に来るのはメインアクトの一組であるHOT MILKです。

 

 

HOT MILK

イギリスはマンチェスター出身の4人組ポップパンク/パワーポップバンドで、今年2ndフルアルバムを出したばかり。2年前に来日経験があるようですが、当然ながら僕は観るのは初めて。

 

まず結論から言ってしまうと、メチャクチャにカッコいいライヴでした。観てる最中に「あ、もう今日のベストアクト決まったな」と思いましたね。ロックバンドのライヴはこうでなくちゃ!というような熱狂っぷりでした。

 

とにかくフロントを担うヴォーカルのハンナが、ロックスターらしい振る舞いと叫び、パフォーマンスの華があり超カッコいい。バンドの女性メンバーで、初見でここまで惚れ惚れするほどカッコいいと思ったのは、HALESTORMのリジー・ヘイル以来かも。声もハスキーな感じがどことなく似てますね。

 

ハンナと共にステージ前面で堂々と構えるジムに、基本的に後方ポジションながら、機会があるや前にでてアピールを続けるトム、アグレッシヴなステージを豪快なドラムでがっしり支えるハリーと、4人のパフォーマンスのバランスが良くて、ステージの作りは非常に簡素なのに、とにかく見栄えがいい!目が離せない!

 

エモやポップパンクに通じるわかりやすい歌メロに、シャウトを交えた攻撃性、全身を躍動させるハンナのオーラと、刺激的かつクールなライヴは、これぞロックバンドのライヴだと思わざるを得ませんでした。理屈抜きのカッコよさ。

 

最初の段階から盛り上がりはかなりのものでしたが、中盤からモッシュピット形成を促すと、そこからはさらにエンジンが加速。バンドに煽られるように前方ではピットが生まれ、クラウドサーファーも現れるほど荒れ狂うフロアと化しました。

 

終盤にはトムがベースを抱えたまま客目掛けてダイブするなど、熱狂は止むことはなく、大盛り上がりのままあっという間に終了。初見だろうがなんだろうが、問答無用でブチアゲてくれる素晴らしいライヴでした。下手に演出や趣向を凝らさず、シンプルに良いロックのライヴを見せてもらえた感じです。マジでカッコいい。

 

 

HOT MILKが終わったあとは、そのまま会場を出てマリンスタジアムへと向かう。シャトルバスはマジかよってくらい長蛇の列だったので、そのまま歩いて移動しました。日差しがさほど強くなくてよかったな〜。

 

とはいえ暑いは暑いので、MARINE STAGEへ入る前にかき氷を一杯かっこむ。こういう時間に夏の到来を改めて感じますなぁ。

 

 

MARINE STAGEではChase Atlanticという、オーストラリアのバンドが演奏中。全然知らないバンドで、楽曲も僕に刺さるタイプのものではなかったのですが、奇抜なファッションとドレッドヘアーが目立つヴォーカルは、バンドのフロントマンに相応しい存在感をバリバリに発揮し、かつルックスもめっちゃカッコいい。俺が同じような格好したら、よくわからん前衛的でアブないヤツとしか思われないだろうな。

 

 

YUNGBLUD

これからMARINE STAGEで観るのは、イギリスのソロミュージシャンで、2年前のNEX_FESTの熱演も記憶に新しいYUNGBLUD。MOUNTAIN STAGEでのHYDEも観たかったんですが、そちらを泣く泣く切ってこちらに専念。

 

NEX_FESTで観た時は、とにかく終始叫びっぱなしで、ステージ中をひっきりなしに走り回る、落ち着き皆無のヤンチャなライヴだったと記憶してましたが、今回はそんなアグレッションは残しつつも、よりどっしりと風格のある姿勢になっている。なんというか大ステージにも負けてない余裕がある感じ。

 

show-hitorigoto.hatenablog.com

 

客の煽りや、コールアンドレスポンス(高速なため難易度は高かった/笑)もバリバリにこなし、カメラに向かって怪獣のようなポーズと表情でアピールしたり、ステージから伸びる花道にもどんどん出てきてくるなど、観ていて飽きさせないパフォーマンスをずっと続けていく。ステージを降りて直接前方のファンと触れ合うなど、ファンサービスも大盤振る舞い。

 

「手を上げろ!」と何度も煽り立ててムードを生み出したかと思えば、「MOSH PIT!」と叫んで客側にもハッチャケさせたりと、会場の空気をどんどんと掌握していきました。BABYMETALの神バンドと同様にコープスペイントを施したお兄さんが、「モッシュピット!モッシュピット!」と、ここが自分の出番だと言わんばかりに先陣を切って、ピットを形成していたのが実に頼もしい。

 

途中で「ギターを弾かせろ!」とボードでアピールしていたファンを一人ステージに上げて、自分が弾く予定だったギターをそのファンに託し、丸々1曲演奏させるという展開もありました。去年のBRING ME THE HORIZONのときもそうでしたが、こういう時にステージに上がる人って、やはりかなりの強心臓なのか、こんな大舞台でもちゃんと歌なり演奏なりできるんですよね。ホントに素人なのかしら。何かしらライヴ経験ある人なのかな。普通に花道にも出てきてたし。

 

シンガーとしてビルドアップした姿、以前観た時から変わらぬテンションの高さ、半ケツ出したり、カメラ前で顔芸したりするおふざけっぷり、そして「大好き!日本大好き!東京大好き!」と愛をアピールし続ける姿勢と、2年前からグッとロックスターとしての仕上がりを高めたようなライヴでした。

 

 

YUNGBLUD後は再び歩いて幕張メッセまで戻り、ちょっと早めの夕飯を食う。椅子席はかなりの混雑っぷりだったので、SONIC STAGEの後方にあるスペースに座り込みながら食べてました。床で飯食う行儀の悪さもまた、メッセのフェスらしいところですな。

 

BLOC PARTY

そんな夕飯中にSONIC STAGEでは、イギリスのBLOC PARTYが演奏中。最初は特に観るつもりもなかったのですが、その流れてくる音楽に、「これは結構良いライヴをしているのでは?」と思わされ、MOUNTAIN STAGEのBABYMETALまで時間もあるため、少しだけ観てみることに。

 

恥ずかしながらこのバンドのことはほぼ知らなかったのですが、00年代のUKロックバンドとしてはかなり名が知られている存在で、1stアルバム『Silent Alarm』は評論家筋からも非常に高く評価されているんだとか。

 

目を引くのはフロントマンのヴォーカルで、ガッシリとした体躯の黒人男性で、ドレッドっぽい髪型にバスケのユニフォームみたいな格好もあり、パッと見はラッパーのよう。そんな人がギターヴォーカルでロックを歌うっていうのが、なんとなく新鮮に映りました。

 

ギターを持たずに、マイクスタンド前で軽やかにステップを踏みながら歌う時もあり、両端のギター・ベースもアクションが大きく、観ている分にはなかなか楽しい。ステージ前方にはモッシュピットらしき動きも見えましたが、あまりモッシュに向いた音楽ではない気がする。

 

ドラムのリズム感がかなりタイトで、所々に挟むフィルインのなめらかさも気持ちがよく、また一人良いドラマーが見られた感じです。

 

シンプルで派手さの少ないオルタナティヴロック/ポストパンクといった感じなので、あまりキャッチーさに魅了されるタイプではありませんが、どこかエレクトロやダンスミュージック的要素を取り入れた曲もあり、ライヴで踊るにはピッタリ。僕の隣にいた妙齢のおばさまも超楽しそうでノリノリでした。

 

このまま最後まで観ていたい気もありましたが、BABYMETALを良い位置で観たいがために後半少し時間を残した段階で退散。

 

 

BABYMETAL

この日、ヘッドライナーのFALL OUT BOYよりもBABYMETALのTシャツ着用者の方が明らかに多く見かけた(ちなみにBRING ME THE HORIZONのTシャツもかなり見かけました)だけに、今日イチの人口密度を感じる。

 

会場が暗転し、英語ナレーションによるオープニング映像が流れると、どんどんと前に詰めかけるオーディエンス。僕もそれに煽られる形で、メロイックサインを掲げながら前へと移動。

 

オープニングはお馴染み「BABYMETAL DEATH」。この段階から前方の士気はメチャクチャに高く、さっそくサークルピットも生み出されて狂乱状態に。

 

神バンドの音がメチャクチャにデカく(サウンドチェックの時点でバスドラ一発踏まれたら、体中の毛が震えるほどでした)、リフの重低音もかなりのもので、本日一番ヘヴィなサウンドが流れたのは、間違いなくこのMOUNTAIN STAGEだったはず。

 

ただ幕張メッセの音響レベルでこの音量だと、やはり各楽器の音をバランスよく聴くというのは不可能で、団子状になったバンドサウンドの塊が、フロアの空間を中心に爆発したような音の洪水に見舞われる。僕はフロアでアドレナリン出しているから大して気になりませんでしたが、THE PRODIGY待ちをしてて「ついでにベビメタ観とくか」くらいのテンションの人はかなり辛かったのでは。

 

そんな音響ということもあるのか、SU-METALのヴォーカルコンディションはあまり良さげではなく、彼女の真っ直ぐ清廉に伸びゆくヴォーカルの良さは、完璧には発揮されていないように感じました。

 

とはいえ、そんなささいな気になる点も、半狂乱となった轟音フロアで暴れてれば気にならなくなるんですけどね。「ヘドバンギャー!!」では、キツネ様にひれ伏すような土下座ヘドバン(僕も空気を読んで座りました/笑)を発生するし、「メタり!!」では、歌舞伎のような見得切りで、オーディエンスを座らせた後の一斉ジャンプでさらに加速。MOMOMETALによるなかなか堂に入ったグロウルもアクセントになっていました。

 

先日発表されたアルバム『METAL FORCE』の楽曲がセットリストの中心となる構成でしたが、多数参加しているゲストはすべてバックのスクリーンに映る形で、本人出演はなし。ちょっと寂しいがこれはまあ仕方ない。

 

「RATATATA」はモッシュせずにはいられないような曲だし、「Song 3」はヘヴィさという点において、間違いなくこの日のサマソニ最高レベルを更新したし、個性豊かな楽曲が次々飛び出して、BABYMETALらしい尖ったメタルスタイルで盛り上げていく。

 

個人的な要望としては、せっかく新譜の曲が中心になるのなら、一番のキラーチューンである「White Flame -白炎-」を聴きたかったのですが、これは今後の単独に期待するしかないかな。

 

ラストはBABYMETALアンセムと言える「Road of Resistance」で、イントロが流れた瞬間にフロアに大きな空間が現れ"ウォールオブデス!ウォールオブデス!"のコールが発生。これを受けて、あまりモッシュとかはしないであろう人が「これはヤバい!ヤバい!」と避難してました。

 

せっかくの機会だからと、いっちょ僕もここでウォールオブデスと、それ以降のサークルピットにも飛び込んでみました。やはりこういうメチャクチャなノリというのは、アドレナリンドバドバ状態になって最高に楽しい。ただ凄まじい人口密度故か、サークルピットはかなりスローペースにならざるを得ず、遅めのランニングくらいになってました。疲労が蓄積した体には優しかったけど、ちょっと拍子抜けだったなぁ。

 

 

THE PRODIGY

楽しかったフェスの時間もいよいよ最後のアクト。イギリスの超有名エレクトロニコアバンド・THE PRODIGYサマソニMOUNTAIN STAGEのラストを締め括ってくれます。10年ぶりの来日になるのだとか。

 

やはりトリを務める大物になるとステージ仕様が豪華になり、バンドセットが組まれた台や大型スクリーン、脇を飾るフラッグや幕など、簡素だったステージ上の景色がガラッと変わる。

 

BABYMETALでかなり体力を消耗したので、何かしらペットボトルでも買ってこようかと思ったのですが、せっかく前方の良い位置にいるので、ここは腹を括ってその場に残ることを決断。どんどん人が密集していく中、そのまま開演を待ちました。

 

少し時間を過ぎたあたりで暗転してメンバーが登場。ドラムに立ち膝をつくように構えるシルエットからして、すでにカッコいい。

 

そして曲が始まった周りの人たちがみんな「突っ立ってなんかいられない!」と言わんばかりに、一斉にモッシュピットを作り出していく。前方付近にいた僕は当然そのモッシュの波に飲み込まれる。

 

そしてそのモッシュが楽しいのなんの!

テクノ由来の反復リズムに体を乗らせ、パンク的アグレッシヴなパフォーマンスに視覚的な楽しさまでも追加される。こんなの体を揺らさないわけにはいかないじゃないか。

 

序盤の段階で有名曲「Omen」が登場したことで、初っ端からブーストしていたオーディエンスのテンションがさらにヒートアップ。"Now! The writing's on the wall!"から大合唱で、モッシュの勢いがさらに加速して止まらない。

 

ただ...あまりにモッシュの勢いが増し過ぎ、かつ僕もみんなのテンションの高さに当てられて、調子こいてピョンピョン飛び跳ね過ぎたため、疲労がかなり溜まってきた。朝からず〜っとフェスを楽しんで、直前のBABYMETALでウォールオブデスに参加までしちゃったもんだから、アドレナリンの放出量が疲れに追いついてねえ。

 

大学時代に行ってたLOUD PARKとかは後半になっても普通にモッシュしたりとかできてたんだけど。体力ねえなあオレは...タバコは吸わなかったんだけどな...一度も...

 

そんなわけでモッシュピット爆心地にずっと居座ることは避け、少しばかり右手の方に移動する形で観る。この辺でも充分にステージとの距離は近いし、空間の熱気がダイレクトに感じられる。モッシュこそ控えめになったものの、終始腕を振り上げて踊ってしまいました。

 

さらには、フロントマンのマキシムがステージを降り、オーディエンスの目の前まで来て歌い上げる時間帯もありましたが、その位置が僕のすぐ近くで、恐らく2〜3m程度しか離れていない場所。照明に吸い寄せられる羽虫のごとく、パタパタと近くに寄ってしまいました。超有名海外アーティストをこんな近くで見られる機会なんてないもんね。

 

そんなバンドメンバーのステージパフォーマンスに比例するように、ライティングもかなりド派手。テクノで踊るクラブ的なイメージを増強するためか、レーザー光のように幾重にも光が頭上を飛び交い、近未来的ムードを醸し出していたのも印象的でした。緑色のレーザーがステージバックのスクリーンに照射されて、キース・フリントのシルエットをかたどるような演出が挟み込まれたのもエモーショナル。

 

彼らの楽曲で明確に知ってるのはせいぜい「Omen」程度の門外漢な僕でしたが、そんなヤツですら有無を言わせず踊り散らかしてしまう、会場全体を掌握してしまうようなライヴでした。MCらしいMCも無く、その場にいる人全員を暴れさせるためだけの1時間。なにせテクノ系アーティストなのに、なぜかバイキングモッシュまで起きてましたからね(笑)

 

ライヴ中に近くにいたお兄さんが「FALL OUT BOY行かなくて正解だったな!」と言ってましたが、僕も心の中で同調してしまいましたよ。いや、そりゃあFALL OUT BOYも観たかったですけどね、これだけアゲアゲな締めくくりを喰らってしまえば、「THE PRODIGY観て良かった!」と思えますわ、心から。

 

こうして僕のサマソニは終了!今年は例年に増して充実のライヴをしっかりと観られた気がしますね〜。

 

どのアーティストも良かったですが、まあやはりベストアクトはHOT MILKでしょうね!ロックバンドのライヴとは何か、その王道を強烈なエナジーでストレートにぶつけてくる、観てて清々しいほどのアクトでした。

 

ライヴだけでなく、ブースやフードを見て回ってる時間も含めて、改めて年に一度のお祭り騒ぎを全身に浴びる、良い夏の思い出となりました。気の早い話ですが、来年もまた来たいぞ!

 

ちなみに全身汗だく&足が棒になったような疲労感を引きずって帰ることになりましたが、幸いなことに翌日まで強い疲労を持ち越すまでには至りませんでした。ちゃんと体づくりしないと、これからますます疲労度の蓄積も増えて衰えていくよな...。加齢が怖い怖い。