ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

CROSSFAITH 『The Artificial Theory For The Dramatic Beauty』 (2009)

メロデス風味のリフが気持ちいい叙情メタルコア 電子音の要素は強いがダンサブルな印象は薄め 垢抜けないが攻撃力は充分 彼らのライヴ感想を書いた後、昔の音源についても触れてみたくなったので、2009年に発表された記念すべき1stアルバムを取り上げてみま…

11/28 CROSSFAITH / JAPAN TOUR 2020 -SYNTHESIS- at 新木場STUDIO COAST

コロナ騒動後のライヴ、川崎のTHE冠に続いて二回目です。今回はデジタルメタルコアバンド・CROSSFAITHの新木場公演。 当然感染リスクを避けるために、完全座席指定で声出し厳禁という形での開催。僕は過去にノーモッシュで彼らのライヴを観たことがあり、そ…

CARCASS 『Despicable』

延期となったフルアルバムに先駆けたEP CARCASSらしいおどろおどろしいスタイルは一切不変 派手さは無いがジックリ確実に染み渡る... ゴアグラインドとメロディックデスメタル、二つのジャンルの創始者としてエクストリームメタルの代表格の地位を築いたリヴ…

THOUSAND EYES 『BLOODY EMPIRE』 (2013)

国産エクストリームメタルの最高峰 悶絶劇的泣きメロと獰猛な攻撃性のコンビネーション 全曲キラー さらに抜きんでた超キラー有り 先日2013年に発表された(僕が持っている国内盤は2014年発売ですが)GYZEの1stアルバムについて書きました。 show-hitorigoto.h…

SHADOW WARRIOR 『Cyberblade』

ニッポン大好き&80年代型正統派大好き イロモノっぽいコンセプトに対し楽曲はメイデン直系 音作りもメロディーもだいぶ地味目 サムライやカタナといったニッポン文化を愛してやまない、ポーランド出身の5人組正統派メタルバンドの1stフルアルバム。去年発表…

GYZE 『FASCINATING VIOLENCE』 (2013)

世界最高峰のクサさを誇るリードギター 疾走感満載のアグレッションとド迫力のサウンドプロダクション 頭からケツまで全部クサいキラーチューン有り 日本のメロディックデスメタルバンド・GYZEが2021年にニューシングルを3ヶ月連続でリリースすることを発表…

Creepy Nuts 『かつて天才だった俺たちへ』

ラジオと楽曲が交互に聴ける変則アルバム ラップパートだけでなくポップスらしいメロディーも充実 タイトルトラックのリリックが突き刺さる フリースタイルラップバトル ULTIMATE MC BATTLEにて三連覇を達成したラッパー・R指定さんとDMC WORLD DJ CHAMPIONS…

MORS PRINCIPIUM EST 『Seven』

正規メンバーはたったの2人 コンポーザーはイギリス人だが北欧の空気感はバッチリ やや地味だが哀愁に浸れる良質メロデス 北欧メタルの中心地であるフィンランド出身のメロディックデスメタルバンドであり、バンド名の読みにくさには定評のあるMORS PRINCIPI…

At The Gates 『Slaughter Of The Soul』 (1995)

エクストリームメタルの歴史を変えた名作 負の感情を表現した泣き叫ぶ激烈ヴォーカル ブルータルさと泣きを両立したリフの洪水 スウェーデンのデスラッシュバンド・At The Gatesの代表作『Slaughter Of The Soul』が発表されて、本日で25周年なのだとか。 【…

SKELETOON 『Nemesis』

クサメロスピのフォーマットを変わらずしっかりと踏襲 後半の良曲の連打が魅力 ナードメタラーのあなたなら琴線に触れるはず メロスピというのは元来ナード臭いというか、全体的にオシャレではないヘヴィメタルというジャンルの中でも、ひと際イケてないイメ…

DEMOLIZER 『Thrashmageddon』

タイトルに違わぬアグレッシヴなスラッシュ だいたいどの曲も同じようなテンション Just let me thrash! スラッシュマゲドン!!! なんておバカで愛すべきタイトルでしょうか!このタイトルにこのバンド名、そしてこのジャケットでアルバムの内容が落ち着い…

Hawaiian6 『BEGINNINGS』 (2005)

激泣き哀愁メロコアというバンドの個性を確立 エモーショナルに泣きながらパンクらしい疾走 演奏とヴォーカルはかなり荒め(だがそれがいい) 前回の感想文は「クサメロが失われてしまった」というネガティヴなものになってしまいました。この内容のものをブロ…

Melodius Deite 『Elysium』

メンバー一新 ヴォーカリストは元GALNERYUS 演奏のテクニカル度合いは大幅に進化 メロディアスさは薄すぎ... タイ出身のメロディックスピードメタルバンドの4thフルアルバム。 前作『Episode Ⅲ: The Archangels And The Olympians』は、辺境国のメロスピとは…