ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

4/21 THOUSAND EYES / - One Man Live - "Decade Of Bloody Nightmare" at 渋谷CYCLONE

CARCASSのライヴからわずか2日、再び渋谷へ。 リヴァプールの残虐王の次は、慟哭の暴君がお目当て。日本のデスラッシュ・メサイアTHIUSAND EYESのワンマンです。 メロディックデスメタルというスタイルの先駆者となったCARCASSの後に、そのメロデスという音…

4/19 CARCASS / Japan Tour 2024 at 渋谷TSUTAYA O-EAST

リヴァプールの残虐王・CARCASSのライヴに行ってきました。前日の東京公演がソールドアウトしたため、追加公演となった日に会社の有給を取って出陣! ここ最近ヒジョ〜にめんどくせー案件の管理を任されており、残業しない日が消滅してしまっている状況。こ…

4/1 RADICAL MUSIC NETWORK SP春 at 新宿MARZ

前回のブログ8周年の記事で、「ブログ更新の頻度を上げていく」と書いてから2週間経ちました。 いや、違うんですよ。書こう書こうとは思っていたんですけどね。いつのまにやら仕事がどんどん溜まってて定時帰りが夢のまた夢になってですね。土日も何かとやる…

8周年

2016年4月1日よりFC2ブログからスタートした当ブログ、本日で8周年を迎えました。 丸8年ずっと続けることができたものって、自分史上で何があっただろうな...?今の仕事ですら17年入社だから、ブログ歴より短いしな。 どうやら今年度は、キャリアが少しずつ…

Judas Priest 『Invincible Shield』

メタルゴッドの風格は未だ健在 正統派メタルらしいソリッドで攻撃的なサウンド オープニングを飾る3曲の畳み掛けが圧巻! ズバリ、力作だと思う。 デビュー50周年を迎えた大ベテランにして、ヘヴィメタルというジャンルを象徴するメタルゴッド・Judas Priest…

PENNYWISE 『Land Of The Free?』

姿勢からサウンドまで真のパンクロック キャッチーだが甘く楽しいポップパンク臭は皆無 Fuck Authority! SUM 41、BAD RELIGIONときて、さらにもういっちょパンクロックのアルバムについて書いちゃおう。 アメリカのパンクバンド・PENNYWISEの2001年発表のフ…

BAD RELIGION 『The Empire Strikes First』

BAD RELIGIONらしさ溢れる円熟味と叙情性 疾走曲で特に光るエモーショナルなメロディーの数々 最初のコーラスを聴いた時点で名盤確定 前回SUM 41について書いたので、続け様にパンクロックのアルバムについて取り上げてみましょう。アメリカンパンクの重鎮で…

SUM 41 『Does This Look Infected?』

00年代パンクキッズのマスターピース メタルサウンドを取り入れたバンドサウンドの完成系 曲の骨格はメタルになりすぎず、あくまでメロディックパンク 先日のPUNKSPRINGで一応のライヴ見納めを済ませたSUM 41。これをもって解散してしまうのか...と思うと、…

3/16 PUNKSPRING 2024 Day 1 at 幕張メッセ

以前このブログでも書いたことがありますが、僕の青春時代を彩るピースとして、洋楽の入り口になってくれた存在として、SUM 41がいるんですよ。 show-hitorigoto.hatenablog.com 僕の音楽のキャパシティを広げ、イキリたい気持ちを抱えがちだった自分の拠り…

UPON STONE 『Dead Mother Moon』

90年代メロデスリバイバルブーム到来? ロサンゼルス出身ながら、音は完全に北欧風味 モダンさ皆無のオーソドックスなメロデスサウンド 前回に引き続きメロディックデスメタルについて書こうかな。今回取り上げるのは今年に発表された新譜になります。 アメ…

WHISPERED 『Shogunate Macabre』

音も見た目もニッポン風味全開の歌舞伎メタル ネタっぽいスタンスに反してハイクオリティーなメロデス 和楽器によるアレンジとCOB型サウンドの調和 前回RYUJINのアルバム感想を書いた際に、「そういえば和の世界観をメインに据えた、Children Of Bodom型のメ…

RYUJIN 『RYUJIN』

RYUJINとして名前と音楽性を変えリスタート 良くも悪くも全面に出てくる純邦楽要素 メロディアスなギターの強さは変わらず 「リードギターが奏でるクサメロ」という点において、他の追随を許さないほどのメロディアスさを誇り、そのドラマチックな旋律の荒ぶ…

3/3 BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM at 横浜アリーナ

メタルダンスユニット・BABYMETALのワールドツアー最終盤、横浜アリーナ公演の二日目に行ってきました。MOMOMETALが正式メンバーになってからのラインナップは、去年の11月にNEX_FESTで観ていますが、単独はこれが初めてです。 当日3月3日は、その新メンバー…

Paledusk 『PALEHELL』

様々な音楽性をブッ込んだ個性的すぎるサウンド ヘヴィさと共存する超ポップなメロディー 再生時間は短いのに中身は超濃密 初期は割りかし普通のモダンメタルコア/ポストハードコアバンドだったものの、ある時期を境に大きく音楽性が変容、デジタルサウンド…

DIR EN GREY 『19990120』

25年前のデビュー作リメイク 初期ヴィジュアル系ロックを色濃く残すアレンジ 「残」のみ近年のヴォーカルワークを混ぜ込んだ仕上がり 世界を股にかけるヘヴィロック/エクストリームメタルバンドとなったDIR EN GREYが、メジャーデビューから25年を経て発表し…

Judas Priest 『Screaming For Vengeance』

ブリティッシュ・ヘヴィメタルの真髄を打ち出した ヘリオンが降り立つ、メタル史上最も有名なオープニング 圧巻の完成度を誇るタイトルトラック 今年に新作の発表も控えている(先日公開された新曲、メッチャ良かったですよね)、メタルヘッズなら誰もが知る鋼…

2/18 CROSSFAITH / Japan Tour 2024 -Departure- at Zepp Haneda

日本のヘヴィミュージック界の代表格と言っても過言ではない存在であるCROSSFAITH、現在のツアーを回っている最中に、大きなメンバーチェンジがありました。 活動休止明けにおいてもずっとライヴに参加してこなかった、ベーシストのHirokiさんがツアー中に正…

SKYLARK 『Gate Of Hell』

「クサメタル」の源流 演奏・ヴォーカル・音質はどれも厳しめ 局所的ムーブメントを巻き起こしたクサメロの威力 音楽のアルバムCDというものは、もちろんジャンルによって異なってはくるものの、ヴォーカル、演奏、音質、曲構成、参加ミュージシャンなど、様…

SAY MY NAME. 『JUST OK!!!』

全曲にキャッチー極まりないメロディーが充実 このバンドならではの個性はほぼ無し メロディーが気にいるか否かで全てが決まるかも つい先日、仕事帰りにコンビニに寄った時、たまたまELLEGARDENのベーシストの高田さんに遭遇しまして。 あまり迷惑になるの…

GREEN DAY 『Saviors』

適度に振り幅を持ちつつGREEN DAYらしさが一貫 オープニング2曲の勢いが魅力 聴きやすいけどボリューム過多気味 前回日本にパンクバンドのスプリットCDについて書いたので、その流れに乗ってパンクの新譜感想いっちゃいましょう。 パンク界において、もはや…

V.A. 『THE ANTHEMS』

各バンドの個性が際立つ三つ巴スプリット 良くも悪くも手堅く、抜きん出たキラーは少なめ 全体的に良かったのはlocofrank Hawaiian6、dustbox、locofrankの3バンドによるスプリットアルバム・『THE LAST ANTHEMS』のリリースが発表されました。 ikkinotdead.…

2/2 KLASH OF THE TITANS at EX THEATER ROPPONGI

THE冠、Primal Fearときて、またまたさらにヘヴィメタルのライヴへ。この1週間はメッチャ濃密でした。エゲツねえライヴラッシュだ... ジャーマンスラッシュの代表格であるKREATORと、メロデスの開祖にして、オルタナメタルとしてワールドワイドに活躍するIN …

1/30 Primal Fear / Code Red Japan Tour 2024 at 渋谷 Spotify O-EAST

先日のTHE冠のライヴからわずか3日後、またしても渋谷のライヴハウスへとお邪魔することになりました。 今回のお目当ては、ドイツが誇る世界最高峰の正統派メタル集団・Primal Fearです。ピュアメタルをやらせれば、もはや右に出るものはいないというポジシ…

1/27 THE冠 / MY NAME IS HEAVY METAL TOUR at 渋谷 Spotify O-WEST

ついこないだまでお正月だったというのに、もう1ヶ月が過ぎようとしている時の速さに戦慄する中、またまたライヴに行ってました。今年だけでもう4本目か。年越しのBURNING SPIRITSを含めれば5本目。初っ端からエンジンかけすぎだぜ2024年。 今回足を運んだの…

摩天楼オペラ 『EVIL』

タイトル通りダークさをほんのり纏わせる 抜きん出たキラーチューンで始まりと終わりを飾る 疾走曲以外にも耳に残るフックあり 新体制になって以降、活発な活動を続けているヴィジュアル系メロディックメタルバンドによる最新ミニアルバム。会場限定シングル…

UNEARTH 『The Wretched; The Ruinous』

メロディックメタルコアの王道を突っ走る メロデス直系のギターソロが大きな聴きどころ 全編に渡りメタルコアらしいアグレッション完備 去年の8年ぶりの来日公演における熱きパフォーマンスも記憶に新しい、メタルコアの代表格ポジンションの一つ・UNEARTHの…

ulma sound junction 『INVISIBRUISE』

メジャー1stフルでも変わらずヘヴィでカオス 超絶技巧の中に確かに光る歌メロの魅力 プログレッシヴな演奏炸裂の大作チューンも有り 沖縄県は石垣島出身の、4ピースプログレッシヴメタル/カオティックハードコアバンドの4thフルアルバム。 前EP『Reignition…

1/19 OAU / New Acoustic New Year 2024 at Billboard Live TOKYO

毎年の恒例イベントになってきている、OAUのBillboard Live・New Acoustic New Year、今年も奮発して行ってきました。 チケット代の他に座席の指定料もプラスされ、さらに当日はお高めな料理の代金も払うという高額ライヴとなりますが、なあに、この日のため…

Last Alliance 『Seventh Sense』

パンキッシュな疾走はほぼ廃止 ポップさの際立つ芳醇なメロディーを追求 過去作の中で最も派手さの無い角の取れたサウンド 先日のTHICK FESTIVALによる感動から、ここ数日Last AllianceとLOCAL SOUND STYLEを頻繁に聴き返すようになってます。やっぱ良いメロ…

1/13 BAD FOOD STUFF Originals at 豊洲PIT

1997年より不定期開催されているライヴイベント・BAD FOOD STUFFに行ってきました。会場はつい先日BULLET FOR MY VALENTINEを観に行ったばかりの豊洲PITです。 このイベント、前回の開催が2012年なので12年ぶりの復活とのことですが、その2012年の開催ですら…