ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

CD感想

LORNA SHORE 『Pain Remains』

最凶レベルの新ヴォーカルを携えたフルアルバム 人外級の極悪さと、それにマッチした哀しく劇的なシンフォニー エクストリームメタルの究極系となるトリロジー このブログでも何度か書いていますが、僕はあまりにエクストリームすぎるサウンドを進んで聴くこ…

TOBIAS SAMMET's AVANTASIA 『A Paranormal Evening With The Moonflower Society』

ゲストヴォーカルの個性に合わせたハイクオリティーメタルオペラ 前半のメタリックな強力楽曲連打がハイライト メロディー・アレンジの充実度は相変わらず抜かり無し EDGUYのヴォーカルであるトビアス・サメットが指揮するメタルオペラプロジェクト、TOBIAS …

MACHINE HEAD 『Øf Kingdøm And Crøwn』

全曲で徹底してヘヴィでアグレッシヴ クリーンヴォーカルとツインギターによるメロディアスさも充実 攻撃性と叙情性のバランスに優れた一作 アメリカのグルーヴ/エクストリームメタルバンド・MACHINE HEADの、前作『Catharsis』以来、4年ぶりとなるフルアル…

THE BACK HORN 『アントロギア』

バンドの軸がブレない範囲で曲の幅は豊か アッパーなロックチューンの聴き応えがポイント なんだかんだバンドの王道的楽曲が一番ヨシ! 「KYO-MEI」をスローガンに掲げ、男らしい熱さと悲哀、歌謡的なメロディーにロックらしい荒々しい衝動を加えた楽曲で、…

VICTORIUS 『Dinosaur Warfare Pt. 2 The Great Ninja War』

前2作と世界観を共有するパワーメタル宇宙戦士の物語 モダンなサウンドと古き良きジャーマンメタルスタイル スピードナンバーはキラー揃い、勇壮なキャッチーさも抜群 この地球上に強大な王国を築いていた恐竜たちが絶滅して、幾億もの年月が流れた。 ダイナ…

Parkway Drive 『Darker Still』

一点の曇りもない硬派一徹グルーヴメタル 重心の低いベースと、時折メロウに泣くギター 劇的なハイライトとなるタイトルトラック 覇鬼に吸収された美奈子先生? 違いました。オーストラリア出身のグルーヴメタルバンド・Parkway Driveの最新作のジャケットで…

AMON AMARTH 『The Great Heathen Army』

ジャケットに違わぬ、無骨な男の美学 良くも悪くも前作ほどのわかりやすいキャッチーさは無し 従来通り硬派な男泣き要素は変わらない! ヴァイキングメタルというスタイルを通して、熱き男の美学を徹底的に描くド硬派バンド・Amon Amarthの最新作。5人のメン…

STRATOVARIUS 『Survive』

軸のブレないミドル中心のメロディックメタル パワフルなリズム隊とギター&キーボードソロの聴きごたえが抜群 派手さは控えめ、安心安定の高いクオリティー HELLOWEENと並び、日本においても国際的においても最も人気とクオリティーの高いメロディックメタル…

MEGADETH 『The Sick, The Dying... And The Dead!』

様々なトラブルを乗り越えて作り上げた6年ぶり最新作 キコ・ルーレイロがいよいよ本格的に作曲に加わる 攻撃的なMEGADETHらしさを存分に発揮 スラッシュメタル四天王、いわゆるBIG4の一角であり、来年には日本武道館ライヴも決定しているインテレクチュアル…

明日の叙景 『アイランド』

ブラックメタル&激情ハードコア&J-POP/ROCK ジャンルからは想像もつかぬ爽やかメロ ヴォーカルやトレモロリフはしっかりブラックメタルらしい 「J-POP?それともブラックメタル?」 本作の帯に記載されている文句です。 「これは普通のメタルじゃないんだろ…

dustbox 『Intergalactic』

リフからメロまでダスト節満載 後半のメロディアスな楽曲の畳み掛け ここ近作の中でメロディーの充実度は最高峰 国内のメロディックシーンを牽引し続け、気づけばもはやベテランの域に達しつつある、3ピースメロディックハードコアバンド・dustboxの最新作。…

DIR EN GREY 『PHALARIS』

深淵・特濃な音世界を描き出す 概して難解、前作のわかりやすい突進力は控えめ バンドの描く世界観に深く浸るように聴こう V系という枠を超え日本が世界に誇る...なんて枕詞ももはや聞き飽きた感のある、国産ヘヴィロック/エクストリームメタルバンド・DIR E…

Suspended 4th 『Travel The Galaxy』

路上ライヴの雄による待望の1stアルバム 技巧と勢いを兼ね備えた演奏力が最大の武器 ライト層に聴きやすいキャッチーな歌も完備 名古屋の路上ライヴから実力を磨き、武者修行と称したロサンゼルスでのライヴも経験した実力派ロックバンド・Suspended 4thの記…

THE HALO EFFECT 『Days Of The Lost』

初期〜中期IN FLAMESのサウンドを継承 ミドル〜アップテンポ中心でやや無難な出来か イエスパーのリード炸裂のキラーチューンあり その存在が発表されるやいなや、メロデスファンを中心に、メタルシーンを沸かせに沸かせたスーパーグループの1stフルアルバム…

ARCH ENEMY 『Deceivers』

"メロデスバンド・ARCH ENEMY"らしさは控えめ アグレッシヴなヘヴィメタルとしての魅力は高水準 泣きのソロの魅力が減退したのは賛否ありそう 前作『Will To Power』から5年ぶり、割とコンスタントにアルバムを作る彼らにしては長めのインターバルを経て発表…

9mm Parabellum Bullet 『TIGHTROPE』

前作と楽曲の方向性は大体同じ 全曲において徹底された歌メロの哀愁度が抜群 疾走メタルからインストまでド派手な演奏の密度 国産ポストハードコア/オルタナティヴロックバンドの最新作。 バンド名に9を冠するバンドにおいて、記念すべき9thフルアルバムです…

locofrank 『READY?』

ドラマー変更後の新体制一発目 15分のランニングタイムにバンドらしさが凝縮 locofrankの王道チューンが揃った名刺 仕事の忙しさに体力を奪われ、ブログ更新のペースも新譜を聴くペースもすっかり遅くなってしまった現在。もう9月じゃん。買ったはいいものの…

THOUSAND EYES 『BETRAYER』

メンバーチェンジと腕の故障を経ての最新作 従来から全くブレない慟哭を貫くデスラッシュ ミドル曲の存在も大きく、突き抜けっぷりは少々控えめ 慟哭の暴君、帰還。 中心人物であるKOUTAさんの腕の故障や、ドラマーのFUMIYAさんの脱退などを乗り越えて新体制…

NO USE FOR A NAME 『The Feel Good Record Of The Year』

ベテランパンクバンドのラストアルバム 全曲にわたって共通する哀愁の美メロ 日本のエモ/メロコアバンドに多大な影響を与えた叙情性 ちょうど亡くなってから10年が経つのか...と思い、ここ数日はよくNO USE FOR A NAMEをよく聴いてます。 アメリカ西海岸パン…

CROSSFAITH 『ZION EP』

日本のインディーっぽいイモ臭さ完全消滅 デジタルサウンドが目立っても骨格はモダンメタルコア 最初と最後にバンドを象徴する名曲 前回の記事はヘヴィさを排した音楽を取り上げましたからね。こっからは本腰入れてメタルを聴きましょう。 ただやっぱり仕事…

ALESTORM 『Seventh Rum Of A Seventh Rum』

楽しく陽気な、愛すべきヴァイキングメタル 一見バカっぽくも、優れたメロディーとアレンジのオンパレード ストロングゼロ 儚き夢 散る花のごとく ここに眠る Evoken Festにおいて、デッカいアヒルさんをステージ上に召喚しての愉快・痛快なライヴを披露して…

BLOODYWOOD 『Rakshak』

インド音楽×ニューメタルの絶大なインパクト 本場にも負けぬ高速ラップ&ヘヴィサウンド 郷愁に浸れる哀愁民謡メロディーが魅力 辺境の国のメタルバンド、というと僕は、B級の色を残したクサメタルだったり、やたらエクストリームだったり...というイメージを…

摩天楼オペラ 『真実を知っていく物語』

新体制となって放つ過去最高傑作 「美しい歌メロのメロディックメタル」という統一感 アルバム単位、曲単位双方において圧巻の完成度 ヴィジュアル系シンフォニック/メロディックスピードメタルバンド・摩天楼オペラの、前作『Human Dignity』以来3年ぶりと…

Sable Hills 『DUALITY』

モダンな音作りと、正統派メタルらしさのブレンド メロディックなリードギターが各曲で活躍 重心の低いヘヴィリフによるアグレッションもバッチリ 新進気鋭の若手バンドが躍動している、国産メタルコアシーン。その中でも筆頭とも言えるほどに存在感を放つ頼…

Earthists. 『Have a Good Cult』

4年ぶり、4人体制初のフルアルバム 過去作から類を見ないほど歌メロが充実 シャウトとヘヴィサウンドの攻撃性は健在 実にフィジカルリリースは4年ぶり。国産プログレッシヴ・メタルコアバンドEarthists.の3rdフルアルバム。 このバンドについては以前ブログ…

CRISIX 『Full HD』

スラッシュメタルのハードコア由来の勢いを重視 曲に負けない歌詞の熱量にも注目 今 この世界に必要なものはモッシュ 三作続けてスラッシュメタルの新作について取り上げます。 2019年のJAPANESE ASSAULT FESTでのライヴが素晴らしかった、スペイン産スラッ…

DESTRUCTION 『Diabolical』

大きなメンバーチェンジを経てからの新作 寸分違わずダーティーなスラッシュメタル スラッシュメタルらしい魅力に満ちたリフとソロの連続 KREATORの新作について書いたのだから、やはり同年に発表された、同じくジャーマンスラッシュの代表格についても書か…

KREATOR 『Hate Über Alles』

衝撃的メンバーチェンジから初のフルアルバム 従来作よりテンポを落としメロウさに磨きをかけた 疾走曲のクオリティーは言うことなし!最強! ついに出ました、ドイツが誇るスラッシュメタルの帝王・KREATORの5年ぶりの最新作。 スラッシュメタルの帝王はSLA…

IN FLAMES 『Lunar Strain』

北欧メロデス創世記の名盤 慟哭ギターの他、アコギを大胆に使った北欧情緒が満載 洗練とは無縁のアングラ臭が強め 前回ARCH ENEMYの1stアルバムについて書いたので、その次はまあこのバンドですかね。同じく北欧メロデスシーンにおける代表格であり、現在は…

ARCH ENEMY 『Black Earth』

ARCH ENEMYの記念すべき第一章 後期CARCASS由来のメロディックなギターが大盤振る舞い アングラなデスメタル風味も強め ここんところ、amorphisにGladenfoldと、北欧メロデス(二組とも純然なメロデスとは言い難いですが)を聴き込んでいたので、その流れに乗…