ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

4/15 MONSTER ENERGY OUTBURN TOUR 2016 in 新木場STUDIO COAST

新木場 BFMV

 

 

僕も結構好きなエナジードリンクモンスターエナジー」の名を冠したツアー、OUTBURN TOUR・東京公演に行ってきました。

 

 

当日は大学の用事が重なっており、また武蔵野線の20分遅れも相まって開演から1時間以上遅れての到着となり、NOISEMAKERは全く見れずcoldrainの中盤から見ることとなりました。僕のお目当てはBFMVなので見られなくてもいいっちゃいいんですが、ちょっと損した気持ち。まあNOISEMAKERは4~5年くらい前札幌のベッシーホールで見たし、そこまで琴線に触れる音楽性ではないので良しということで・・・。

 

 

coldrain

 

 

ライヴ中盤当たりから最後方でゆっくり鑑賞。ちょうどYouTubeで予習していた「Six Feet Under」(確かこれで合ってたはず・・・)をプレイ中。見て思ったのはメンバーみんなルックス・ステージアクション共にカッコイイ!演奏もタイトにまとまっていたし、Masatoさんのヴォーカルもクリーン・シャウトきっちり出ていたと思います。ぶっちゃけBFMVのマットよりヴォーカルパートはcoldrainの方が上な気がします(笑)。

 

 

coldrainは国産バンドでありながらあまり日本人らしさを武器としていないバンドで、曲によってはメタルコアと呼んで差し支えないパートもあるのでBFMVファンとは結構合うのではないでしょうか。フロア前方はモッシュ、ヘドバン、クラウドサーフが巻き起こり盛り上がっていました。ただ「Gone」はあんまりモッシュ向きの曲ではないような・・・。

 

あとものすご~く個人的な要望を言ってしまうと、このバンドの疾走曲ってメロウなサビになるとテンポが落ちてしまうのが多い(ような気がする)ので、疾走一辺倒の曲もやってほしいなあ・・・。

 

 

ラストは「BFMVをやりづらくさせます。」という強気なMCのあとに繰り出された「The Revelation」。シャウトと共に勢いよく疾走するカッコイイ曲で締め。YouTubeで知っていた曲が多かったということもあり結構楽しめました。欲を言えば「Final Destination」も聴きたかった。前半でやったのかな?

 

 

BULLET FOR MY VALENTINE

 

 

本日のお目当てBFMV!僕もフロア前方に陣取り、モッシュの荒波に揉まれる覚悟で臨みました。

Motorheadの「Ace of Spades」が大音量で流れたあとSEに導かれ、最新作『Venom』の流れで「No Way Out」「Army of Noise」を投下!特に「Army of Noise」はアルバムの中でも特に好きな楽曲なのでテンション激上がり。ヴォーカルが若干聴こえづらかったような気もしましたが、終始モッシュ・合唱してたので個人的には全く問題なし。

 

パフォーマンス自体はそこまで派手ではないのですがやはりカッコイイ。メンバー全員が堂々たるただずまいで、何というか華があります。

 

 

その後もアルバム通りの流れでライヴは進んでいきましたが・・・やや選曲に不満が・・・。

というのもセットリスト『Venom』に偏りすぎじゃない!?過去曲は!?

 

いやもちろん最新作の曲が中心になるだろうなあとは思ってましたが、まさかここまで徹底してくるとは・・・。

個人的に『Venom』は前作に比べて確かにメタルらしいアグレッシヴさ、ソリッドさが強調されていますが、メロディーの充実さ、胸を掻き毟るような激情は1st~3rdには及んでいないという感想を抱いているので、過去作からの楽曲を期待していたのですが・・・。

 

全然やんねえじゃん!!

いや『Venom』もカッコイイからいいんだけどさ・・・ブツブツ・・・

 

 

本編終了後のアンコールでは「Your Betrayal」「Waking the Demon」の2曲を演奏。特に後者は大好きな曲だけあってアガるアガる!メロイックサインを突き上げ、思い切りモッシュ!ヘドバン!

スクリームパートはcoldrainのMasatoさんが歌っていましたが、やっぱりマットより声出てる(笑)

 

 

そのあとまたステージが暗転して次はドラムソロに突入。バスドラ連打の何と心地よいこと(笑)。やっぱこの音好きだあ・・・。

こうやってドラムが暴れ倒しているということは、次はメタルの強靭さとエモ・スクリーモの激情、キャッチーさがうまく融合した名曲「Scream Aim Fire」か!?と期待していると、現れたのはマットではなくクリエイティブマンの方。

マットの体調が非常に悪く、すぐに医者にかかった方が良い状況であるため少しの間検討するという旨の発言が。まさかこの不完全燃焼のまま終わってしまうんじゃ・・・と予感しました。

 

 

そして案の定というか何というか、予感は的中。ここで本公演を終了するというアナウンスが。マジか・・・。でもまあ体調不良なら仕方ないですもんね。会場からはそんな状況の中でも健闘してくれたメンバーに対して惜しみない拍手と歓声が送られました。

 

 

こうして楽しめたものの100%の満足感とは言えないままライヴは終了、帰路につくことに。今年のSUMMER SONICにも出るらしいので是非とも今回できなかった名曲を演奏して会場を沸かし、見事なリベンジを果たしてほしいと願っています。まあサマソニは行けないだろうけど。マットお大事に!

 

 

しかし彼らは去年OZZFESTにも出演しているのでサマソニ含めて1年で3回も来日することになるんですね。DragonForceみたい。