新型コロナウイルスの爆発的感染により、多くのライヴハウスやイベンターが多大なる経済的打撃を受けているのは周知の事実だと思います。Twitter上には各ライヴハウスのクラウドファウンディングや、配信ライヴの試みが流れてきており、どうにかして各々が存続していくために努力を重ねているのがわかります。
しかし中には閉店を決意したお店もチラホラと出てきています。自分が一切足を運んだ事ないハコですら言いようのない悲しさや喪失感を覚えるのですから、当人たちの心中は察するに余りあります。
「こうなったのも突っつかれてやっとこさ重い腰を上げる政府の対応が遅いからだ!」などと怒りの声を上げるのは簡単だけど、それだけじゃ何も変わらないと思うのです(批判意見を主張し続けるのはもちろん大切ですけどね)。やはり直接支援に関わる行動を起こすべきではないかと。
とはいえ、ですよ。
「自分は安全圏にいるのを良いことに、一方的に『自粛しろ自粛しろ!』と押し付けるだけの連中と同類にはなりたくない」
「だけど支援っていったって何すりゃいいかわからない...。自分がやれることなんてたかが知れてるし...」
こんなふうに燻ったまま、やるせなさを抱えたまま結局何もできず家にこもりっぱなし...という人、結構多いんじゃないかな〜と思います。一般市民、一個人ができることなんてホント〜に限られてますからね。
そんな人にぜひとも参加してほしいプロジェクトがあるんです。それがタワーレコードが中心となったライヴハウス支援プロジェクト・LIVE FORCE, LIVE HOUSE.
日本全国の独立系ライヴハウスを対象に、支援グッズであるピンバッジの売上金を支援金として配布するというもの。
ピンバッジ1個で3000円という、なかなか挑戦的な値段設定ですが、いろいろ話し合いを重ねた上での金額なのでしょう。文句は言うまい。
第一次支援期間は本日(4/30)の23:59までということで、もうほとんど時間の猶予はありませんが、今後まだまだプロジェクトは継続していくはずですし、ひょっとしたらバッジ意外にもいろいろグッズのレパートリーが増えるかもしれません。
ただネットショッピングするだけでライヴハウスへの支援ができるわけです。何度もライヴハウスに世話になった者としてはこのプロジェクト、乗らない手はないですよ。たかが3000円。されど3000円。チリツモですよ、チリツモ。
今回購入したピンバッジも、何年か経った後に「あっ、これコロナ支援のバッジだ。あの頃は大変だったね〜」と思い返せる記念の品になるかもしれませんしね。
Download JapanにIRON MAIDENの来日が中止になったことでチケット代が浮いた、という僕みたいな方はたくさんいらっしゃるはずなので、その浮いたお金を有効利用したいならばぜひ賛同してみてはいかかでしょう?お揃いのバッジつけましょうぜ。