ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

3/21 THE冠 / 超頭振狂想曲TOUR 2022 at 吉祥寺CLUB SEATA

三連休の最後の日、日本のヘビーメタルをとことん堪能してきました。 日本が誇る愛すべきヘビメタバカ・THE冠が主催する「超頭振狂想曲TOUR」の二日目。本当はワンマンツアーを経てからの本公演だったようですが、コロナ蔓延のために6月に延期となり、このツ…

KoЯn 『Requiem』

キング・オブ・ニューメタル史上最もコンパクトな作品 KoЯnらしい鬱屈とした世界観とヘヴィリフ 歌メロの比重が高く聴きやすいナンバー中心 キング・オブ・ニューメタルの名にふさわしい存在感と人気で、90年代後半以降のヘヴィミュージックシーンをSlipknot…

SCHIZOPHRENIA 『Recollections Of The Insane』

スラッシュが前身ながらデスメタルに近いデスラッシュ 微メロディアスなギターを交えた疾走 オールドスクールデスメタルのアングラな空気感 まず、バンド名が読みにくいです(笑) 彼らSCHIZOPHRENIA(スキッツォフレニア。カタカナ表記でも読みにくい)は、ベル…

TYMO 『The Art Of A Maniac』

整合性よりも衝動重視のピュアスラッシュ 脳を斬り裂く殺傷リフの危険な快感 大半の曲を彩る疾走感に溺れる 「スラッシュメタルの魅力は何か?」と聞かれたら、なんと答えますか? 人によって答え方は色々あるとは思いますが、恐らく共通しているのは「スピ…

COMEBACK KID 『Heavy Step』

疾走ハードコアパンクながらモダンヘヴィ メロコア影響下のキャッチーな歌メロ シャウトとシンガロングにより攻撃力激高 ヘヴィメタル専門のレコード会社の代表格であるニュークリア・ブラスト所属、カナダ出身のハードコアパンクバンドの7thフルアルバム。…

Ailiph Doepa 『Ailiph Doepa』

進化・洗練したド変態コンプリート盤 予測不能な展開を持つ「ハードコア遊園地」 DVDと合わせてバンドの魅力を知るにはうってつけ 先日のDEVILOOF、Graupelそれぞれの対バンライヴが素晴らしかった、ド変態エンターテインメントメタルバンド・Ailiph Doepaが…

2/26 FIRESTONE VOL.8 at 町田CLASSIX

遠路はるばる、町田まで行ってきました。マジで遠い... 国産メタルコア界きっての超実力派Graupelと、ド変態なエンタメヘヴィサウンドを貫くAiliph Doepaという、個人的にヒジョ〜〜〜に興味深いツーマン。こんなの遠くたって行くに決まってるでしょ。 会場…

PassCode 『ZENITH』

メジャー一発目、現路線の基盤を固めた一作 全編通してアグレッシヴな初期衝動が顕著 やや一本調子ながら既に完成度は高い 先日武道館公演を観に行ったばかりでその余韻が残っているのか、ここ最近はPassCodeの楽曲をよく聴いてました。メジャー1stフルアル…

2/12 PassCode 日本武道館 2022

一週間ぶりのブログ更新となってしまった... ホントはもっと早くに書き上げるつもりだったんですけどね。この週はいろいろ仕事が忙しくて、なかなかまとまった時間がとれず、結局一週間前のライヴ感想をこのタイミングで上げることに。 2015年のJudas Priest…

2/11 DEVI BATTLE〜デビバト〜Vol.7 Ailiph Doepa × DEVILOOF at Zirco Tokyo

発表当初から「すげえ異色の組み合わせだな〜」と思っていたツーマンに足を運びました。ド変態エンターテインメント・ヘヴィロックの雄であるAiliph Doepaと、極悪ヴィジュアル系デスコアを貫くDEVILOOFのライヴです。 会場となるZirco Tokyoは始めて来る場…

FLATBACKER 『戦争 -アクシデント-』

わずか数年で姿を消したバンドの名作1st 鼓膜を直で突き刺す激高殺傷能力 いいかげんにしなさいよ 今にいたい目にあうわよ 前回はAIONの『HUMAN GRIEFMAN』という過去のJ-METAL名盤について書いたので、その流れに沿ってもう1枚。1985年に発表されたFLATBACK…

AION 『HUMAN GRIEFMAN』

パワーシャウターを得て生まれ変わった実質的デビュー作 怒涛の疾走感とジャパメタらしいメロディック要素も オープニングは国産スラッシュ屈指の名曲! 先日ディスクユニオンに落ちていたのを見つけ、速攻でゲットしてきたシロモノ。 1989年にギタリストのI…

BATTLE BEAST 『Circus Of Doom』

前2作から大きく変わらぬ安心の正統派 メロディー面とヴォーカル面に手抜かりなしの充実ぶり 安定してる分キラーと呼べるパワーメタルは無し メインソングライターの脱退(解雇?)という危機に直面しながらも、大きくサウンドのクオリティーを落とすことなく…

BIGWIG 『Reclamation』

パンクの基本線はブレず、ガッチガチのヘヴィメタル武装 スラッシュメタル並みの破壊力の疾走曲 パンク×メタルの到達点と言えるタイトルトラック アメリカはニュージャージー出身の、メロディックハードコアバンドが2006年に発表した、現時点での最新フルア…

POWER PALADIN 『With The Magic Of Windfyre Steel』

オタク色強いメロディックメタル界のニューカマー クサすぎない普遍的メロディックメタルとしての造り アルバム全体通してややB級っぽさは強め 見よ、この時代錯誤感甚だしいジャケットを!!(笑) 2022年にもなって、Twilight Force以外でこんなジャケットを…

STRATOVARIUS 『Episode』

メンバーチェンジにより演奏力レベルアップ 疾走曲は押し並べて完成度が高い ミドル曲の出来はもう一歩...だけどラストに名曲が 今年に入ってから、ほとんどヘヴィメタル関連の話題を出していないので、そろそろメタルCDについて書かないとな〜...ということ…

1/20 BRAHMAN presents tantrism vol.10 ~STUDIO COAST LAST MATCH~『中央演舞』 at USEN STUDIO COAST

東京近郊にお住まいの音楽ファンであれば、一度は訪れたことがあるであろう新木場STUDIO COAST(去年1月にUSEN STUDIO COASTと名前が変わりましたが、そこから1度も行く機会に恵まれなかったので、この名前にちっとも馴染みがない) 当然ながら僕も何度もお世…

1/16 OAU / New Acoustic New Year at Billboard Live TOKYO

中野サンプラザのBRAHMAN二日間の熱も冷めやらぬ中、早速次なるライヴへと行ってきました。これまたBRAHMAN人脈によるバンドですが、約1年ぶりとなるBillboard Live TOKYOでのOAUのステージです。 以前OAUを観た際は、その六本木という立地、美しい高級店が…

1/12〜1/13 BRAHMAN / Tour -slow DANCE HALL- at 中野サンプラザ

BRAHMAN初のホールツアー"Tour slow -DANCE HALL-"の中野サンプラザ公演に行ってきました。 ツアー中にこの日の翌日追加公演が決定しましたが、ツアー日程発表当初は、東京近郊はこの日のみだったこともあり、CD封入の先行およびチケットぴあの先行2回、計3…

IN FLAMES 『Come Clarity』

メロデス+オルタナティヴの理想型 破壊音の如きバンドサウンドの威力 リフ、リード、ヴォーカルによる哀しみの感情表現 よく聴き返している旧譜作品の感想も、機会があればどんどん書いていきたい。そう思い続けてはいるものの、パソコンの前に座るとなかな…

locofrank 『Shared time』

過去作から全てにおいてレベルアップ! バンドを代表する名曲からのスタートが熱い 強みであるメロディーセンスの表れも充実 前回のCD感想の流れに乗って、いっちょもう一回locofrankのミニアルバムについて書いてみます。 show-hitorigoto.hatenablog.com l…

locofrank 『Starting AGE』

locofrankというバンドのスタートを飾る作品 未熟な印象は強めだが光る部分はすでにある 何はともあれ1曲目を聴くべし 始まりましたね、2022年。改めまして今年もよろしくお願いします。 さて、昨年はいきなりアレキシ・ライホの逝去というネガティヴな話題…

新年のごあいさつ - 2021年ベスト

新年明けましておめでとうございます。 2021年、まだまだコロナを引きずってはいたものの、僕としてはGALNERYUSを観に札幌へ行き、さらに必ず行きたいと思っていた新生KLUB COUNTER ACTIONへド緊張しながら入店、BRAHMANのツアー初日を観に福岡へ。思い切っ…