2022-01-01から1年間の記事一覧
ここ最近のこのブログの更新頻度が下がっているのは、仕事が忙しいからだとご理解いただければと思います。 特に7月から9月にかけては、今動いているプロジェクトが俄然忙しさを増してくる時期で(下手すりゃ11月あたりにまで響くかもしれない。いやもっとか.…
楽しく陽気な、愛すべきヴァイキングメタル 一見バカっぽくも、優れたメロディーとアレンジのオンパレード ストロングゼロ 儚き夢 散る花のごとく ここに眠る Evoken Festにおいて、デッカいアヒルさんをステージ上に召喚しての愉快・痛快なライヴを披露して…
インド音楽×ニューメタルの絶大なインパクト 本場にも負けぬ高速ラップ&ヘヴィサウンド 郷愁に浸れる哀愁民謡メロディーが魅力 辺境の国のメタルバンド、というと僕は、B級の色を残したクサメタルだったり、やたらエクストリームだったり...というイメージを…
新体制となって放つ過去最高傑作 「美しい歌メロのメロディックメタル」という統一感 アルバム単位、曲単位双方において圧巻の完成度 ヴィジュアル系シンフォニック/メロディックスピードメタルバンド・摩天楼オペラの、前作『Human Dignity』以来3年ぶりと…
モダンな音作りと、正統派メタルらしさのブレンド メロディックなリードギターが各曲で活躍 重心の低いヘヴィリフによるアグレッションもバッチリ 新進気鋭の若手バンドが躍動している、国産メタルコアシーン。その中でも筆頭とも言えるほどに存在感を放つ頼…
4年ぶり、4人体制初のフルアルバム 過去作から類を見ないほど歌メロが充実 シャウトとヘヴィサウンドの攻撃性は健在 実にフィジカルリリースは4年ぶり。国産プログレッシヴ・メタルコアバンドEarthists.の3rdフルアルバム。 このバンドについては以前ブログ…
スラッシュメタルのハードコア由来の勢いを重視 曲に負けない歌詞の熱量にも注目 今 この世界に必要なものはモッシュ 三作続けてスラッシュメタルの新作について取り上げます。 2019年のJAPANESE ASSAULT FESTでのライヴが素晴らしかった、スペイン産スラッ…
大きなメンバーチェンジを経てからの新作 寸分違わずダーティーなスラッシュメタル スラッシュメタルらしい魅力に満ちたリフとソロの連続 KREATORの新作について書いたのだから、やはり同年に発表された、同じくジャーマンスラッシュの代表格についても書か…
衝撃的メンバーチェンジから初のフルアルバム 従来作よりテンポを落としメロウさに磨きをかけた 疾走曲のクオリティーは言うことなし!最強! ついに出ました、ドイツが誇るスラッシュメタルの帝王・KREATORの5年ぶりの最新作。 スラッシュメタルの帝王はSLA…
北欧メロデス創世記の名盤 慟哭ギターの他、アコギを大胆に使った北欧情緒が満載 洗練とは無縁のアングラ臭が強め 前回ARCH ENEMYの1stアルバムについて書いたので、その次はまあこのバンドですかね。同じく北欧メロデスシーンにおける代表格であり、現在は…
ARCH ENEMYの記念すべき第一章 後期CARCASS由来のメロディックなギターが大盤振る舞い アングラなデスメタル風味も強め ここんところ、amorphisにGladenfoldと、北欧メロデス(二組とも純然なメロデスとは言い難いですが)を聴き込んでいたので、その流れに乗…
ダミアン浜田が大きく携わった初期の名盤 スピードナンバーはどれも秀逸の出来 ヘヴィな曲から哀愁寄りの曲まで様式美センスが息づく 悪魔教を布教するため、魔暦紀元前16年に地球へやってきた悪魔たちによるヘヴィメタルバンド・聖飢魔IIが、今年23年ぶりに…
先日の摩天楼オペラの15周年記念ライヴに引き続き、またもやV系メロディックメタルのライヴです。別にギャ男ってわけでもねえのに。 V系界隈において、最も正統的なメロディックメタルを追求する姿勢を見せるJupiterのツアーファイナル公演。場所は初めて訪…
メロディックデスメタル.....ではない? 美しく悲しい旋律に満ちた北欧の世界観 クリーンヴォーカルとキーボードによる哀愁のメロディーが武器 前回amorphisについて取り上げたので、その流れに乗った形で、またフィンランドのメタルバンドの新譜についての…
安定感抜群、いつものamorphisワールド 唸るグロウルと雄大なクリーンの使い分け 時にシンフォニックに舞うキーボードが強み こないだブログの更新頻度を少し上げたのですが、結局ガス欠になって一週間ほどまた空いてしまいました...。なかなか仕事と私生活…
超名盤の前作からさらに深化 演奏の密度と強靭なヴォーカルは順当にレベルアップ 複雑かつ難解、良くも悪くもアートとして頭抜けた完成度 前回でDIR EN GREY世紀の傑作『UROBOROS』について書いたので、それと双璧をなす名盤についても取り上げないとな、と…
極めて陰鬱かつ怪しき宗教的ムードを放つ怪作 狂気と表現力が完成形となった圧巻のヴォーカルワーク 鬱屈した中に差し込む、あまりに美しいメロディー 前回はヴィジュアル系において、本格的エクストリームメタル路線の先駆者であるNOCTURNAL BLOODLUSTにつ…
生まれ変わってからの初のフルレンスアルバム ストレートなメタルコアから暴悪なオーラを纏ったデスコアまで オーケストレーションを用いた衝撃的キラーチューン ヴィジュアル系にカテゴライズされるバンド群において、ヘヴィなサウンドを出すバンドというの…
新曲と過去曲を混ぜたメジャーデビュー作 メロディアス&プログレッシヴ&ヘヴィ 破壊と激情を表現するヴォーカルワーク 2005年に沖縄県は石垣島で結成された4ピースプログレッシヴメタル/カオティックハードコアバンドの最新EP。 これまでにもバンド名自体は…
15分半の短さに活きるバンドの個性 全体通して明るくライトな雰囲気が強い オープニングチューンはキッズ大喜びのキラー 去年・一昨年と精力的に音源を発表し、バンバン全国ツアーも展開してきている姿勢が実に頼もしい3ピースメロディックハードコアバンド…
VersaillesやJupiterと並んで、ヴィジュアル系メロディックメタルの代表格とも言えるポジションを確立している摩天楼オペラの、結成15周年記念ライヴに行ってきました。 しばらく彼らのライヴは観ていませんでしたが、観てない間にギタリストのJaYさんが脱退…
前作に引き続き第一次世界大戦がテーマ Sabaton流ウォーメタルからは1mmもブレない 過去作に比べちょっと落ち着いた? 仕事が忙しかったり、プライベートでやることがあったり、外出の機会が増えたり、両親との約束でちょっと遠くまででかけたり、最近はいろ…
僕は肌がクソカスに弱いです。 急になんだと言われるかもしれませんが、本当に肌トラブルが尽きないんですよ僕は。小さい頃はアトピー性皮膚炎に長いこと悩まされ、寝ている間に無意識のうちに肘裏を掻きむしり、起きたらいつの間にか傷口が開いて血だらけ、…
季節もすっかり春.....のはずが、初夏かと思うほどに暑くなったかと思えば、いきなり雨と共に冷え込んだりと、不安定な気候に振り回されている昨今、1年ぶりとなる野音に馳せ参じました。 去年と同じく、ライヴアクトはOAU。先日リリースされたEP『New Sprin…
ヴァイオリニストの強みが活きた"ロック×クラシック" 楽曲の根幹は従来のエモコアから揺るがず 仰々しすぎないクラシカルさが聴きやすい もうすっかり春ですね。桜が咲いたと思ったら、もう早速散り始めてますし。こないだなんか一枚アウター羽織ってたら汗…
IRON MAIDENサウンド完成型! ストレートな曲で構成された絶妙な聴きやすさ 幻想的なエピック大作に陶酔できる圧巻のラスト 一つ前の記事にて、当ブログが6周年であることを書きました。 そしてヘヴィメタルファンにとって「6」という数字は獣の数字、そう、…
2016年4月1日よりFC2ブログからスタートした当ブログ、本日で6周年を迎えました。 6年か...... 小学校に入学したピッカピカの1年生が、学校で一番のお兄さんお姉さんになる年月。あっという間だったような、結構長かったような。 社会人になってからはかなり…
大幅なメンバーチェンジで生まれ変わった新作 後期HIBRIAのプログレ&パワーメタルを踏襲 疾走曲の変わらぬ熱さこそが最大の魅力 正統派メタルとしてのダイナミズムを完璧に表現したサウンド、耳に馴染みやすいキャッチーなメロディー、そして圧倒的熱量を放…
かつてのバンドメイトでタッグを組んだ H.E.A.Tのようなハードロックとは異なるパワーメタル路線 スピードチューンを中心に完成度は極めて高水準! スウェーデンのハードロックバンド・H.E.A.Tのキーボーディストであるヨナ・ティーと、2020年にそのH.E.A.T…
旧作と何も変わらぬHAMMERサウンド 北欧的哀愁が支配的なヴォーカルメロディー ラストにかけてパワーが一段上がる構成 METAL WEEKENDでの好演も記憶に新しいスウェーデン出身の5人組正統派ヘヴィメタルバンド・HAMMERFALLの、前作から約2年半ぶりに放つニュ…