ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

メタルマクベス disc1を観てきました

WACKEN OPEN AIRで世界のメタルヘッズが騒ぐ中、僕は豊洲のIHIステージアラウンド東京にて、劇団☆新感線による舞台「メタルマクベス disc1」を鑑賞しに行きました。 メタルマクベス disc1 公式サイト 内容やあらすじなどは公式サイトを見てもらえばわかるよ…

KING COMPANY 『Queen Of Hearts』

フィンランド出身のメロディアスハード/ヘヴィメタルバンドの2ndアルバム。2014年結成とのことですが、すでに結構なキャリアを積んでいるメンバーが集っているそうです。 1stアルバムの段階ではTHUNDERSTONEのヴォーカルであるパシ・ランタネンがフロントを…

lynch. 『Xlll』

ベーシストの明徳さんの復帰後、彼がいない間に発表された『SINNERS-EP』『BLØOD THIRSTY CREATURE』に収録された楽曲を彼のベースで新たに録り直した『SINNERS -no one can fake my bløod-』のリリースを挟んで発表された、(EP等を含めば)13枚目のフルアル…

VICTORIUS 『Dinosaur Warfare - Legend Of The Power Saurus』

今から遡ること数百万年前...地球は巨大な恐竜たちが神聖なる王国を築いていた。 王国はいかなるものも寄せ付けない最強の軍隊「ガーディアンズ」によって守られており、国民は平和な生活を送っていた。 ...しかし!そんな王国に魔の手が忍び寄る!何と宇宙…

Mad Hatter 『Mad Hatter』

ジャーマンメタル...いい響きですね。 メロディックパワーメタル...素敵な音ですね。 日本では特に人気の高いと言われる(もちろん僕も好きです)このジャンルにおいて、期待の星が現れたのではないでしょうか。2017年に結成されたという、出来たてホヤホヤ・…

Melodius Deite 『Episode Ⅲ The Archangels And The Olympians』

タイというヘヴィメタルのイメージがいまいち湧きにくい国から見事国内盤デビューを果たした(マニアの間では以前から注目を集めていたようですが)メロディックスピードメタルバンドの3rdアルバム。僕は前2作は未聴でして、彼らの音は本作が初なのですが、す…

PENNYWISE 『Never Gonna Die』

楽器を持たないパンクバンドの感想を書いたのなら、楽器を持つパンクバンドの感想も書かな!という使命感(?)のもと、WARPED TOURの好演も記憶に新しいPENNYWISEの最新作の感想を。 個人的には2003年発表の『FROM THE ASHES』以来のアルバムで(当時は小学生…

BiSH 『NON TiE-UP』

『Life is beautiful / HiDE the BLUE』の発売と同日に、一切告知なしでゲリラリリースされた2曲入りシングル。よって感想もそれと同日に上げてみました。 表題曲にそれぞれタイアップがついた毒気のないシングルの発表と同時に、"ノンタイアップ"なんてタイ…

BiSH 『Life is beautiful / HiDE the BLUE』

今話題沸騰中の楽器を持たないパンクバンドによる初の両A面シングル。 本作収録の2曲はそれぞれネット配信のドラマ、テレビアニメの主題歌となっており、そのせいもあってか彼女らの楽曲の中でも曲調・MV共にかなり毒気の薄いものになっています。 M1「Life …

BULLET FOR MY VALENTINE 『Gravity』

デビュー当初から新世代メタルバンドの代表格と目され、現在も高い人気を誇るエモ/メタルコアバンドの6thフルアルバム。 正直に言うと僕は本作に対しあまり期待をかけてはいませんでした。 シンセやクリーンを多用した作風という前評判を聞いた時点で「今の…

陰陽座 『覇道明王』

毎度毎度実にクオリティーの高い作品をコンスタントに発表し続ける妖怪ヘヴィメタルバンドの最新作。 前作『迦陵頻伽』は黒猫さんのヴォーカルを前面に押し出し、しなやかで力強く美しいメロディーを終始奏でる、メロディックメタルの秀作でした。 そして本…

摩天楼オペラ 『Invisible Chaos』

ドラムの悠さんが脱退し、元LIGHT BRINGERのJaYさんが正式加入してから初の音源。サポートドラムとして、本作リリースに伴うツアーに同行しているHibikiさんが参加しています。 ただバンドの編成が変わったとはいえ、メインソングライターはヴォーカルの苑さ…

GYZE 『龍吟』

今の日本のメタルシーンにおいて最もクサいと言えるメロディーを武器に、世界を相手に躍進を続ける北海道出身のメロディックデスメタルバンド・GYZEの最新シングル。 本作の表題曲であるM2「龍吟」は、北海道150年事業の公式テーマソングとして書き下ろされ…

Northern19 『EVERLASTING』 (2006)

こないだのライヴから妙にノーザン熱が高まってしまい、昔聴きまくってたアルバムを引っ張り出してみました。 人気絶頂のELLEGARDENをはじめとして、現在でも人気の高いメロディックバンドも良質な新作を出すなど波に乗り出していた2006年、まさに彗星の如く…

6/29 Northern19 /再録COMPLETE ALBUM 『FUTURES』リリース企画 at 恵比寿LIQUIDROOM

ヴィジュアル系フェスで狂い咲いてから(?)すぐの金曜日、またまたライヴに行ってきましたよ。 今回は純度100%のメロコアライヴ!リレコーディングアルバム『FUTURES』をリリースしたばかりのNorthern19のライヴで、対バンはHawaiian6! 中高生時代の僕であ…

6/24 LUNATIC FEST. 2018 Day 2 at 幕張メッセ

3年ぶりに開かれたLUNA SEA主催のフェス、LUNATIC FEST.の2日目に足を運んできました。前回は行かなかったので個人的には初ルナフェスになります。 僕としてはもはや語るまでもないBRAHMAN、ジャパメタ代表LOUDNESS、一度観てみたかったV系ラウドの実力派lyn…

菅原卓郎 『今夜だけ俺を』

ここ最近弾き語りツアーなどのソロ活動を行ってきた9mm Parabellum Bulletのヴォーカル菅原卓郎さん。ソロ名義では初の音源をリリースしました。 本作のテーマはズバリ歌謡曲。"平成最後の年に放つオルタナ歌謡曲集"というコンセプトのもとに、作詞にいしわ…

SHINEDOWN 『Attention Attention』

本国アメリカではチャートトップ10当たり前の大人気バンドであるにも関わらず、日本では大して注目されていない感じのする(それはこのバンドに限らずですが)オルタナティヴメタルバンドの6枚目のフルアルバム。 FOO FIGHTERSやNICKELBACK、STONE SOURあたり…

6/17 摩天楼オペラ / Invisible Chaos TOUR at 柏PALOOZA

今日一日オペラーになってきたぜい。 結成からずっとバンドのドラムとして活躍してきたジャーマンメタラーの悠さんがジストニアの影響により脱退、そして2年ほどサポートギターとして活躍していたJaYさんがLIGHT BRINGERを脱退して摩天楼オペラに正式加入。…

DESTINIA 『METAL SOULS』

新世代のメタルギタリストとして頭角を現しつつある、若井望さんが率いるプロジェクト・Nozomu Wakai’s DESTINIAのニューアルバム…なのですが、本作のアーティスト表記には「Nozomu Wakai’s」が消えています。 今までの彼のアルバムにおいては、ゲストミュー…

ANGELUS APATRIDA 『Cabaret De La Guillotine』

僕は困った事に、全然予備知識もないバンドでも立ち寄ったCD屋さんのストアプレイで惹かれる曲を聴く、もしくは帯やポップに魅力的な言葉が並んでいるのを見ると、そのCDを買ってしまいたくなるという習性があります。 そのまま購入に踏み切って満足したこと…

6/8 GYZE / SINGING DRAGON TOUR at 渋谷 clubasia

自分の誕生月ではあるものの、もうすでに誕生日を祝われるような年ではなくなった今、祝日は一日も無いわ、梅雨入りで雨ばっかり降るわ、中途半端に気温が上がって蒸し暑いわで、個人的には一年のうちで最もクソな月である6月、ジャパニーズエクストリームメ…

At The Gates 『To Drink From The Night Itself』

彼らがいなければ現在のエクストリームメタルシーンは違ったものになっていただろうと思われる、伝説のメロディック・デスラッシュバンドの最新作。発売間もない先日の来日公演も素晴らしかったです。 2014年に前作『At War With Reality』を発表し、そこで…

5/29 At The Gates JAPAN TOUR 2018 at 渋谷 TSUTAYA O-EAST

ちょっと時間が空いてしまいましたがライヴ感想を。 最新作『To Drink From The Night Itself』を発売したばかりの、慟哭系メロディック・デスラッシュバンドAt The Gatesの来日ツアー初日に行ってきました。LOUD PARK15では思い切りSanatonと被っていて観ら…

FIVE FINGER DEATH PUNCH 『And Justice For None』

本国アメリカではチャートトップ10常連の、大人気オルタナティヴ/グルーヴメタルバンドの最新作。何か本作のリリース前には色々ゴタゴタがあったみたいですが、とりあえずは無事に発売されて何よりです。 本作は通常盤とデラックスエディションの2タイプが存…

MACHINE HEAD 『Catharsis』

アメリカ出身のエクストリームメタルバンドの最新作。一時期ラップを前面に押し出したヘヴィロックをプレイしていたものの(個人的にはこれはこれでフツーにカッコいいと思うんですが)、今やその要素はほとんど鳴りを潜め、モダンなヘヴィさを強調しつつも、…

Riot V 『Armor Of Light』

2012年に逝去した、中心人物でありギタリストのマーク・リアリに敬意を表して改名したというのに、彼らを最も支えてきた日本におけるバンド名が未だに旧名義のままなのがどうも気になる、アメリカ出身のヘヴィメタルバンドの最新作。このジャケットを見れば…

5/17 HER NAME IN BLOOD / FULL POWER TOUR 2018 at 渋谷CLUB QUATTRO

HER NAME IN BLOODの最新作『POWER』は、個人的には超強烈な痛快作だと感じています。 そんな作品のリリースに伴うツアーのファイナルとあれば行きたくない訳がなく、当日の仕事が早く片付けば当日券で入れるように、かなり邪魔であるものの、わざわざライヴ…

しけもくロッカーズ 『BLOODY ASHTREY ~血まみれのアシュトレイ~』

まさかこのバンドが単独の音源を出すとは思いませんでした(笑) 彼らしけもくロッカーズは、2014年に発売された任侠映画サントラ風のパンクロックオムニバス『Japanese Katana Soundtrack V.A.』に参加するために結成(?)された、dustboxの変名バンド。とはい…

KAMELOT『The Shadow Theory』

アメリカ出身の(ちっともアメリカらしくないけど)シンフォニックメタルバンドの12枚目のフルアルバム。90年代からバンドの屋台骨を支え続けてきたドラムのケイシー・グリロがバンドを離れ、後任にはFIREWINDでもプレイしているヨハン・ニューンツが抜擢され…