2018-01-01から1年間の記事一覧
メロディックパワーメタルという音楽性に分類されながらも、ゴシック要素やシアトリカルな展開すら取り入れた楽曲を武器に、コープスペイントを施し、どこの宗教だと思わんばかりの仰々しいテーマを抱えたドイツのパワーメタルバンド。 本国では直近のアルバ…
え?なんでタイトルであいさつしてるのかって? これ、バンド名ですよバンド名。"おはようございます" Google検索当たり前のこのご時世に思いっきり検索に向かない(しかし「おはようございます」で検索すると何とこのバンドの情報が真っ先に出てくる)、あい…
う~~~む、まさか1日のうちに2つの残念なニュースを目にすることになるとは。BABYMETALからYUIMETAL脱退NOCTURNAL BLOODLUSTからCazqui・Daichi両ギタリスト脱退共にメンバー脱退の報なわけですが、どちらのアーティストも個人的には注目していただけに残…
ヴィジュアル系ヘヴィロックの先達として数多くのフォロワーを生み出すも、どんどんと難解かつ不可思議な魅力を増していき唯一無二の存在感を発揮、今やすっかりフォロワーにはマネできない領域にまで到達してしまった感のあるエクストリームメタルバンドの…
来年3月に開催されるDownload Festival 2019の第一弾ラインナップが発表されました。 OZZY OSBOURNE (No More Tours 2) SLAYER (Final World Tour) ARCH ENEMY ANTHRAX HALESTORM このラインナップが発表されてまず思ったこと... LOUD PARKじゃないこれ? 必…
面を洗って出直して来たぜ!! ジャパニーズハードコアというジャンルを代表する大ベテランGAUZEによる企画・消毒GIGに行ってきました。この消毒GIG、ハードコアに少しでも興味のある人ならばおそらく誰もが知っているであろう有名ライヴですが、恥ずかしな…
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンドの8thフルアルバム。 本作は叙情系メロデスの傑作として、国内盤発売前から話題になっていたようですが、確かに前評判に違わぬハイクオリティーを見せつけています。 フィンランド出身のメロデスといえばChil…
改名前の時代を含めれば今年で結成20年、何気にもうベテランの域に達した感のある実力派メロディックハードコアバンド・locofrankの7thアルバム。 2006年に自主レーベルである773Four RECORDSを設立してからというものの、CDリリースはすべてそのレーベルに…
スウェーデンと言えば今やすっかりエクストリームメタル大国になりましたが、今回の刺客は北欧メロディアスハード。 80年代より活動しているベテランながら、現在も良質な新作をリリースしている実力派・TREATの来日公演に行ってきました。同じメロハーのThe…
日本でも高い人気を誇るプログレッシヴメタルSymphony X。その音楽的な中心人物である、バカテクギタリストのマイケル・ロメオがソロ名義で発表したアルバム。 マイケル・ロメオは単純なテクニックももちろんながら、モダンヘヴィなギターリフと、それとはあ…
ドイツ出身のメロディックデスメタルバンドの2ndフルアルバム。ディスクユニオンが結構力を入れてプッシュしており、先行公開されていた楽曲が気に入ったので購入してみました。 メロディックデスメタルというジャンルをCARCASSや初期IN FLAMESのような慟哭…
愛すべきヘビメタバカ、THE冠が主催するライヴイベント・大冠祭。本日川崎CLUB CITTA'にて開催され、僕もだいぶ前からチケットを購入していました。 THE冠の他に、人間椅子、NOCTURNAL BLOODLUST、Gacharic Spin、バックドロップシンデレラ、GYZEというかな…
2008年に一度解散するも、その後もちょいちょいライヴ活動を挟み2017年に再結成したアメリカ出身のメタルコア/メロディックデスメタルバンド・LIGHT THIS CITYの10年ぶりとなるニューアルバム。 このバンドについてはまったく知らなかったものの、ディスクユ…
MELODIC-HOLIC!!! 何て!何てキッズの特徴・精神を的確に表したタイトルでありましょうか!!僕も中高生の頃は完全なるMELODIC-HOLICだったなぁ...。 大学入試前の模試のせいで毎年12月にZepp Sapporoで行われているライヴイベント・POWER STOCKに行けな…
2015年の『Melt』以降、昔の寡作っぷりから一転して年一というハイペースでアルバムリリースを行うVOLCANO。本作もまた前作より一年ぶりに発表された最新作。しかもその間にカバーアルバムを一枚リリースしています。 いくらハイペースになろうと楽曲の質が…
女性シンガーのソロアルバムと侮るなかれ! こいつはメロディアスなHR/HMが好きな人であれば、聴き逃しちゃならんヤツですぜ。 デビュー35周年を迎え、かつて所属していたビクターに移籍して放つ浜田麻里さんのニューアルバム。 本作は凄腕ミュージシャンに…
永遠の16歳、バッドボーイズ・ロックバンドの氣志團が主催するロックフェス・氣志團万博の1日目に足を運んできました。 元々は氣志團のみの野外ギグとして始まった氣志團万博、現在は毎年多種多様なラインナップをそろえるフェスティバルとなりましたが、今…
当ブログ、2016年4月1日にスタートして約2年半、ついに「CD感想」カテゴリの記事100回目となります~~!! (。・ω・ノノ゙パチパチ ドンドンパフパフ やったやった!やったぞ俺!飽きっぽいクセによくやった!!今日はお祝いじゃ!! 一人立食パーティーを開催するぞ!…
ヘヴィメタル それは熱く魂を鼓舞してくれ、時に切なく胸を打つ。そこはかとなく漂うダサさ、仰々しさ、胡散臭さすら武器として、ハード&ヘヴィな刺激を提供し続ける。ロックの中でもひと際過激で異彩を放つ不思議な音楽。 そんなヘヴィメタルもここ30~40年…
ここ最近は出す作品がオリコントップ10に安定して入るようになり、とうとう今年、日本武道館2Daysを成功させた(まあ最近は武道館の安売りを感じなくもないですが...)ポップロックバンドの1stフルアルバム。 去年発売のアルバムの感想をなぜ今になって書いた…
皆さん!今年もメロスピの祭典がやってきましたよ! 去年の代官山UNITで、Evoken de Valhall Productionの代表であるYamaさんが「Evoken Fest、来年も開催します!」と宣言していた本フェス、3日間の中日である2日目、恵比寿LIQUIDROOM公演を観に行きました…
2018年9月1日で発売20周年を迎える、BRAHMANの1stフルアルバム。タイミングが良かったので感想を書きましたが、このまま2nd20周年、3rd20周年と続けていくかは未定です(笑) 彼らの音楽性を形容する上で欠かせないフレーズが"ハードコアと民族音楽の融合"。こ…
紅一点のフロントマン、リジー・ヘイル率いるアメリカ出身のハードロック/ロックンロールバンドの4thフルアルバム。 アルバム全編通して『Slave To The Grind』の頃のSKID ROWを思わせる、ラフで荒々しいハードロック/ロックンロールスタイルを貫いており、…
一週間後に迫ったEvoken Fest 2018に出演が予定されている、スウェーデン出身のメロディックスピードメタルバンドによる6枚目のフルアルバム。 僕がこのバンドを初めて知ったのは、もう何年前かは忘れてしまいましたが、3rdアルバム『In Thy Power』の楽曲が…
都市型フェス・SUMMER SONICなんてイケてるフェスの感想の後に、こんなイケてない音楽の感想を書くというのもどうなんだろうな(笑) マニアックなメロディックメタルを愛するメタルヘッズにとって、最大の呼び屋になった感のあるEvoken de Valhall Production…
国内で最も有名な夏フェスの一つである都市型フェスティバル・SUMMER SONIC。これで3年連続のサマソニ参加です。 今年の夏(特に先月)はマジで生命に危険が及ぶレベル、まるでグルメ界かと錯覚するような酷暑だったわけですが、この日は雲こそ多少あるものの…
先日パリにて開催されたDOWNLOAD FESTIVALにてメインステージでのアクトを成功させた、世界を相手に戦い続ける国産デジタルメタルコアバンドの最新作。 正直に言うとこのバンドの新作にはあまり期待していませんでした。 彼らは初期こそ叙情メロデス風味も感…
前回「アイドル化する邦楽ロック」の問題について書かれたBASEMENT-TIMESの記事についてちょっぴり触れました。純粋に音楽的な魅力で勝負するのではなく、ウケるためにバンドのコンセプトやキャラクターをある一定の客層に寄せていってる...ってヤツです。 …
僕がよく閲覧する音楽サイトにBASEMENT-TIMESというものがあります。 このサイトは主にROCKIN'ON JAPANで取り上げられるようなJ-ROCKバンドを中心に、複数のライターが独自の視点でコラムを書く音楽Webマガジン。 毒を含んだ書きっぷりや、思わずフンフン唸…
イギリス出身のメタルコアバンドの5thアルバム。 母国のロックチャートにおいて前作と前々作がそれぞれ1位・2位にランクインするなど、なかなかに高い人気を誇っているバンドのようですが、僕は彼らの音に触れるのは初。タワーレコードでCD物色中にストアプ…