ひとりごと ~Music & Life-Style~

HR/HMを中心としたCD感想、足を運んだライヴの感想をメインにひとりごとをブツブツつぶやくブログです。

MY CHEMICAL ROMANCE 『Three Cheers For Sweet Revenge』

スマッシュヒットを記録したメジャーデビュー作 ポップパンクの衝動性とゴシックロックの哀愁 アルバム全体に漲る勢いの良さ 前回がLOUD PARKのヘッドライナーであるPANTERAのメジャーデビュー作だったので、その次はやはりこのアルバムですね。PUNKSPRINGの…

PANTERA 『Cowboys From Hell』

過去を葬り去るPANTERAサウンドの実質的デビュー 独自の跳ね感とキャッチーさを持つヘヴィリフ ほのかに正統派HR/HM時代の残り香が LOUD PARKが終了してだいぶ経ちました。 いや〜〜〜〜、改めて俺はPANTERAのステージを観られたんだよな。そりゃあ本音を言…

3/26 LOUD PARK 2023 at 幕張メッセ

LOUD PARK is back. 2017年を最後に開催が途絶えていた、HR/HMの祭典・LOUD PARK。5年半の時を経て2023年の春、ついに帰ってきてくれました。 このフェスが無い時にはDownload Festival Japanが2度ほど開催されてはいましたけどね。LOUD PARKの名の下に、世…

3/25 PUNKSPRING 2023 at 幕張メッセ

2017年の最終公演から時を経ること6年、国内パンクの祭典・PUNKSPRINGが帰ってきました。 僕はこのフェスについては、2017年の最終回に1回行ったのみであり、さほど思い入れのあるフェスではありません。ただ、コロナ禍以降少しずつ海外アーティストを呼べる…

7周年

2016年4月1日よりFC2ブログからスタートした当ブログ、本日で7周年を迎えました。 ここ1年くらいは更新頻度がガッツリ下がってしまっていましたが、なんとかまたブログ開設日を迎えることができました。はてなブログに移ってからは3年ですね。 もうこのブロ…

a flood of circle 『花降る空に不滅の歌を』

ストレートなロックンロールの魅力を濃縮 最初のキラーチューンで出だしの勢いヨシ ハイライトとして機能したタイトルトラック ジャパニーズロックンロール/ガレージロックバンド・a flood of circleの、今年発表された最新フルアルバム。 このバンドについ…

GALNERYUS 『BETWEEN DREAD AND VALOR』

明確なコンセプトは持たないスペシャルアルバム スピードをやや抑え、メロハーの存在感が大きい 各楽曲の個性がかなり明確に表れる 日本のメタルシーンの代表格ポジションを担う存在になって久しいGALNERYUS。前作『UNION GIVES STRENGTH』に続いて、2作目と…

2/27 MEGADETH / Japan Tour 2023 at 日本武道館

BIG4の一角を担う、インテレクチュアル・スラッシュメタルバンドMEGADETHの、日本武道館公演に行ってきました。 ...え?なんでライヴから2週間以上も経っている今、ライヴ感想をあげるのかって? 仕事が忙しくて長文書く気力がなかったからだよ。 言わせるん…

SLANG 『Glory Outshines Doom』

PIZZA OF DEATHから初のリリースとなったフルアルバム ヘヴィでハードなSLANGサウンドはそのまま 全編日本語詞で綴られる怒りと絶望 日本が誇るジャパニーズハードコアの重鎮・SLANGが2012年に発表したフルアルバム。 SLANGは自身のレーベルであるSTRAIGHT U…

3/5 GALNERYUS / 『BETWEEN DREAD AND VALOR』 発売記念インストアイベント at タワーレコード渋谷店 CUTUP STUDIO

今、終演直後に入ったカフェでこのブログ書いてます。 日本を代表するヘヴィメタルバンド・GALNERYUSの最新作『BETWEEN DREAD AND VALOR』の発売記念インストアイベントに行ってきました。ついさっき。 このイベントは、最新作をタワーレコード渋谷店、また…

ARCH ENEMY 『Wages Of Sin』

衝撃的メンバーチェンジにより生まれ変わった姿 良くも悪くも洗練されて、デスメタルらしさは減退 超名曲のオープニング含め、前半の破壊力が至高 先日のライヴが素晴らしかったから、その流れでこのアルバムについて書いてみます。ここ数日こればっか聴いて…

2/22 ARCH ENEMY / Deceivers Japan Tour at Zepp DiverCity

世間ではこの日は猫の日なのかもしれませんが、僕らにとってはARCH ENEMYのジャパンツアー初日。Zepp Diver Cityへと行ってきました。 当初は仕事がうまく片付くかもわからず、今後行われる予定のライヴのチケット代をバンバカ払っている段階のため、当初は…

HATEBREED 『The Rise Of Brutality』

ヘヴィでマッシヴなニュースクールハードコアの王道 荒れるライヴハウスが容易に想像できる 聴き手を鼓舞するポジティヴなエナジー溢れる歌詞にも注目 前回渋谷のNERDS RECORD STOREで購入した、State Craftのアルバムについて書きました。その流れとしては…

State Craft 『...To Celebrate The Forlorn Seasons』

カルト的人気を集めた伝説のバンド唯一のフルアルバム 極端なテンポチェンジの少ないヘヴィなニュースクール 叙情的ギターはもはやメロデスの域へ 先日、渋谷のNERDS RECORDS STOREというCDショップに行ってきました。 ハードコア、パンクロックを中心にCD、…

続かない

最近めっぽう感じるようになってきたことが、「自分はメディアに対する集中力がかなり減退してきている」ということ。 メディアなんてカッコつけた言葉を使いましたが、要はテレビ、漫画、ゲーム、本などの娯楽品。 子供の頃はとにかく漫画とゲームが大好き…

Take This to Heart 『Hypernova』

期待の新人が生み出す"ハイパーメタルコア" 大きく全面に出たギターが主役を張る オーソドックスで良質なメロディアスさ 2021年結成という、出来立てホヤホヤな東京出身のメタルコアバンド。昨年末にリリースされた1stフルアルバムです。 "ハイパーメタルコ…

TRIVIUM 『The Crusade』

「メタルコア」というより「メタル」そのもの メロデス的慟哭・スクリームほぼ無し 熱い正統派ヘヴィメタルとしての完成度がキモ 4月に行われるKNOT FEST JAPANにて来日が決定している、アメリカのメタルコア/ヘヴィメタルバンド・TRIVIUMの3rdフルアルバム…

1/29 C-GATE pre. BRAND NEW PATH TOUR 2023 at 新宿ANTIKNOCK

ある日、僕はまだ悔やんでいた。 show-hitorigoto.hatenablog.com UNEARTHの来日公演当日、本来有休を取得してたのに、それがおじゃんとなり出社。さらに当日作業が長引いて1時間以上の残業も発生。結局Graupelのライヴは丸々観られず、Sable Hillsも途中か…

AS I LAY DYING 『An Ocean Between Us』

クリーンヴォーカル、正統派メタルの要素を大幅増強 狂乱の疾走感とメタルコアらしいアグレッションも完備 ヘヴィな中に光る悲哀の叙情性が魅力 もういっちょ00年代のメタルコアの名盤について書きます。今自分の中でプチメタルコアブームが来てるのですよ。…

ALL THAT REMAINS 『The Fall Of Ideals』

イ゙ィヤ゙ァァァァーーーーッ!!! 歌唱力・表現力抜群のヴォーカルが引っ張る ギター、ヴォーカル共に息づく強烈な哀愁が武器 先日のUNEARTHに続いて、もういっちょメロディックメタルコアというジャンルを代表する名盤を。 こちらもUNEARTH同様マサチュー…

UNEARTH 『The Oncoming Storm』

メタルコア最盛期を代表する1枚 メロディックデスメタル直系のメロウなギターが最大の魅力 メタル"コア"としてのヘヴィさも両立 ここ最近自分の中でメタルコアが熱くなっています。いや、ずっと前から大好きな音楽なんですけどね。 その理由は明白で、つい先…

1/21 OAU / New Acoustic New Year at Billboard Live TOKYO

去年に引き続き、今年もOAUの新年1発目のライヴに行ってきました。人生3度目のビルボード。 show-hitorigoto.hatenablog.com 先日行ってきたUNEARTHの熾烈極まるライヴから一転して、素敵な料理を嗜みながらのアコースティックサウンドに聴き浸る日。とはい…

1/17 UNEARTH / JAPAN TOUR 2023 at 代官山UNIT

KU・SO・GA!!!!!! Fuck!フザけんな!どれだけこの日を待ってたと思ってんじゃい!!クソ仕事が!!! ......すみません。少し落ち着きます。 マサチューセッツ州出身、メタルコアシーンの代表格の一つとして活躍する、UNEARTHの来日公演に行ってきま…

PassCode 『REVERBERATE ep.』

従来から大きく変わらない安定のエレクトロ・ヘヴィサウンド ストレートな歌ものとしての魅力がわかりやすい 全4曲各種にうまく個性を散りばめている 昨年はじめには日本武道館公演を成功させた、スクリーモ/ポストハードコアダンスユニット・PassCodeの4曲…

SUM 41 『Chuck』

SUM 41史上最もメタルな1枚 戦火を目の当たりにした影響か、全編シリアスな空気感 おバカなポップパンク的楽曲は皆無 当ブログ、2016年4月1日にスタートして約6年9ヶ月、ついに「CD感想」カテゴリの記事500回目となります~~!! (。・ω・ノノ゙パチパチ ドンドンパフハ…

ELLEGARDEN 『The End of Yesterday』

16年ぶりに放つファン待望の新作 疾走感、初聴時のインパクトはかなり薄め 感情に寄り添い、じっくり染み渡る切なさが魅力 00年代の国内ロックシーンを牽引する存在であり、2018年に10年ぶりの電撃復活を遂げた、ELLEGARDENの6thフルアルバム。 本作は2006年…

新年のごあいさつ - 2022年ベスト

新年明けましておめでとうございます。 昨年は様々な大型フェスティバルがようやく開催しだして、海外アーティストの来日も続々と決定。海外と比べて大きく出遅れてはいるものの、少しずつライヴの醍醐味が復権しつつあるのを肌で感じましたね。 Download Ja…

Pay money To my Pain 『Another day comes』

ニューメタル、ハードコアらしいヘヴィさと疾走が魅力 前半疾風怒濤、後半は一気にスローダウン 大きなスケールを放つキラー・タイトルトラック 今から10年前の2012年12月30日、国産オルタナティヴロック/メタルバンド・Pay money To my Painのヴォーカリス…

WORLD END MAN 『SUFFER LEADER』

モダンさやハードコアテイストも味方にした"Nu-Deathmetal" 聴きやすくも残虐非道なデスメタルらしさはバッチリ残存 ブルータルとキャッチーは両立できる デスメタルの本場・アメリカでのバンド経験を持つ実力派ヴォーカルKiyoさんを中心に結成され、来年に…

Slipknot 『The End, So Far』

スロー/ミドル曲の存在感は過去作一の異色作 どんな楽曲でも変わらずSlipknotらしさは一貫 やっぱりエクストリームナンバーの安定感が頼もしい 現代ヘヴィメタル界のトップをひた走り、来年にはKNOT FESTでの来日も予定している、9人組エクストリームメタル…