ヘビメタを愛し続ける大ベテラン・THE冠が主催を務める毎年恒例のライヴイベント、大冠祭に行ってきました。なんだかんだ結構な回数参加してる気がするなあ。 昨年は、「超大冠祭」と称して、今まで以上に規模の大きなイベントを開催すると予告していたもの…
はい、大阪に行きました 会社の(たいして長くもない)夏季休暇を利用して、いっちょ大阪遠征でもしてやりましたよ。 この大阪遠征の大きな目的は二つ。まず一つは、8/27に泉大津フェニックスで行われる野外フェスティバル・RUSH BALL 2023の参加です。 そして…
硬派一徹のタフガイ/モッシュコア 一部で叙情的なギターを取り入れるナンバーも まとまりが良く、荒すぎなくて聴きやすい アメリカはデトロイト出身のハードコアバンドによる、2ndフルアルバム。僕は前作は未聴で、本作が始めましてになります。 このバンド…
This is just a punk rock song 男泣きの哀愁叙情疾走メロコア一本 疾走感満載で心地よく泣ける 前回のブログ記事では、好き好きロンちゃんという、ふざけてる中にパンクな精神をやどしたアルバムを取り上げました。その反動というわけではないけれど、今回…
河合奈保子の心と 笑い飯西田の顔を持つ ロンちゃんがやってきたよ BRAHMAN・OAUのドラマーであるRONZIさんのお友達、白金出身(本当は長野らしい)の幡ヶ谷ラーメンアイドル・好き好きロンちゃんの待望(?)の1stフルアルバム。 デビュー作であるミニアルバム…
大ベテランが過去最高のパワーを発揮 全編アツきアグレッション渦巻く正統派メタル アルバム全体の起伏は大きくない アツいですね。いや、ここ最近の気温もそうですけど、それ以上にこのアルバムが。 2019年に過去曲のリレコーディングベスト『NUCLEUS』を、…
平均年齢20歳以下の超若手エクストリームメタル スラッシュメタルの疾走とメタルコア的リフの組み合わせ アグレッシヴかつ微メロディアスな痛快サウンド こりゃまた将来有望なバンドが現れたもんですね! ギターヴォーカルのジェイコブ・パーキンソン、ドラ…
A7X史上最大の実験的作品 様々な音色と展開に満ち、メタルの範疇に収まらない 奇怪な作風と気味の悪さからくる不思議な中毒性 いったいこれは何なんだろう...? そんな困惑とも言えるような思いを抱かせる音楽を聴きながら、この文章を書いてます。 全米チャ…
サブカルの聖地・下北沢にて、真っ昼間からパンクのライヴを堪能してきました。 今年結成20周年を迎えるNorthern19のワンマン。このライヴは、今後発表される予定の新曲を初披露し、そのライヴの様子をカメラに収めて、そのままMVにするという企画も含まれて…
愛すべきヘビメタバカ・THE冠のライヴを久々に観てきました。東名坂を周る3本のショートツアーのファイナルです。 会場の渋谷Star loungeは、店の前こそ何度も通ったことがありますが、実際に中に入るのはこの日が初めてでした。店の前にとてもメタルのライ…
全てにPassCodeらしさが表れた王道ラウドロック 統一感重視、各曲の個性はあまりない キャッチーなメロディー満載のキラーチューン有り! 今年に初のアメリカ公演も決定した、スクリーモ/ポストハードコアダンスユニット・PassCodeの、前作『REVERBERATE ep…
オープニングのタイトルトラックで最高の掴み 熾烈なシャウトとアグレッシヴな演奏は少なめ エモコアらしい良質なメロウさが際立つ スクリーモ/ポストハードコアというジャンルの代表格にして大御所、STORY OF THE YEARの最新フルアルバム。 超有名バンドで…
前作の流れを汲む荘厳なシンフォニックメタル メロディーの普遍的キャッチーさを全曲で担保 ボートラに至るまで全曲隙無しの名盤(並びは考えてほしかったが) アメリカ出身ながら、アメリカのメタルらしさを一切出すことなく、シンフォニックメタルというジャ…
東京メタルコア3バンドが一挙出演するアツ〜いイベントに行ってきました。 2015年に結成された同世代メタルコアバンドのEarthists.、Sable Hills、Graupelの3バンドによる3マンライヴ。このメンツでチケット代は2000円という破格だったので、僕としては行か…
前作の流れを汲むメロディアスな歌重視路線 重要なフックとなる民族音楽要素を奏でる楽器 アッパーで楽しげな要素はやや控えめ 本作はCDではなくLPで買ったので、カテゴリとしては「LP感想」とすべきですが、わざわざカテゴリ分けするほどでもないかなと思っ…
1973年から50年に渡って、国内外のアーティストがライヴを行ってきた中野サンプラザ。もう皆さんとっくにご存知でしょうが、今年7月に閉業が決定しています。 50年の歴史を締めくくる企画として、5月から7月にかけて「さよなら中野サンプラザ音楽祭」と題し…
全メンバーが作曲に携わった異色作 過去作からヘヴィな攻撃性は大幅減 全体通してバンドの個性は損なわれず 昨年に活動休止期間を終えて、キャリア初の日本武道館ライヴを成功させたヘヴィ/ラウドロックバンド・lynch.の、前作より3年振りとなるフルアルバム…
封印解除後のシングル含む復活作 過去作のようなお遊び要素はほぼ消滅 哀愁のメロディーを効かせた歌を主体とした方向性 ここ日本のメタルアクトでは、最もワールドワイドな成功を収めている存在であるメタルダンスユニット・BABYMETALの4thフルアルバム。 2…
バンド存続の危機を乗り越えた復活作 ボリューム過多気味ながら、それを感じさせない構成力 王道のアップテンポから、少々個性的な楽曲まで幅広い 妖怪ヘヴィメタルという、唯一無二の個性を武器に、長きにわたって日本のメタルシーンで活躍する陰陽座の、15…
国産メロディックハードコアの代表格にして、ベテランの域になりつつある、dustboxのレコ発ツアーファイナルに行ってきました。だいぶ前に...(笑) ライヴ当日はド平日ということで、社会人にとっては時間との戦いに打ち勝たなくてはならない。なんとかして仕…
さて、何日ぶりの更新になるでしょうか...(笑) ホントはもうちょっと早くに書き上げる予定だったんですよ。ホントに。しかしですね、去年大型案件がひととおり片付いたっていうのに、仕事の忙しさが和らぐどころか、この5月は激務が続いておりまして。朝早く…
先日GALNERYUSの熱すぎるライヴをZeppで堪能してきたばかりですが、その余韻が冷めやらぬうちに、またまたZeppに行ってきましたよ。 ヴィジュアル系シンフォニックメタルバンド・摩天楼オペラの、結成16周年記念ライヴ。前回観た時からちょうど丸一年経った…
日本のメタルファン的には、日本武道館で行われているDREAM THEATERの来日公演がホットな話題かもしれませんが、僕は横浜を優先しました。 日本が世界に誇るJ-METALヒーローGALNERYUSの、最新作『BETWEEN DREAD AND VALOR』リリースに伴うツアー"STRUGGLING …
2021年結成の超若手ニュースクール 90年代メロデスからの影響が強い叙情派 タフなハードコアの中で冴えわたる、悲しみの感情表現 日本のニュースクールハードコア/メタルコアバンドの5曲入り2nd EP。シングルやEPは以前にも発表していたようですが、フィジカ…
完全なメロデス回帰ではない 従来のオルタナメタルにエクストリームなアグレッションを 悲痛なエモーションの表現は変わらず鉄板 「IN FLAMESがメロデスに回帰した」 そんな前評判を聞いて皆さんはどう思ったでしょうか。 「ついに慟哭メロデスに戻ってくれ…
8曲・45分というコンパクトにまとめた1枚 10分以上の大作含め、勇壮でポジティヴな魅力満載 従来通りのヒロイック&ファンタジックな世界観 イタリアを代表するシンフォニックメタルバンド・Rhapsody Of Fireが確立した、RPGから強く影響を受けたヒロイック&…
スマッシュヒットを記録したメジャーデビュー作 ポップパンクの衝動性とゴシックロックの哀愁 アルバム全体に漲る勢いの良さ 前回がLOUD PARKのヘッドライナーであるPANTERAのメジャーデビュー作だったので、その次はやはりこのアルバムですね。PUNKSPRINGの…
過去を葬り去るPANTERAサウンドの実質的デビュー 独自の跳ね感とキャッチーさを持つヘヴィリフ ほのかに正統派HR/HM時代の残り香が LOUD PARKが終了してだいぶ経ちました。 いや〜〜〜〜、改めて俺はPANTERAのステージを観られたんだよな。そりゃあ本音を言…
LOUD PARK is back. 2017年を最後に開催が途絶えていた、HR/HMの祭典・LOUD PARK。5年半の時を経て2023年の春、ついに帰ってきてくれました。 このフェスが無い時にはDownload Festival Japanが2度ほど開催されてはいましたけどね。LOUD PARKの名の下に、世…
2017年の最終公演から時を経ること6年、国内パンクの祭典・PUNKSPRINGが帰ってきました。 僕はこのフェスについては、2017年の最終回に1回行ったのみであり、さほど思い入れのあるフェスではありません。ただ、コロナ禍以降少しずつ海外アーティストを呼べる…