2020-01-01から1年間の記事一覧
ヴォーカル有りとインストゥルメンタルの二枚構成 Disc1は割かし原曲に忠実ながら個性はバッチリ Disc2は各アーティストならではのアレンジがより強く光る 日本のメタリックオルタナティヴロックバンド・9mm Parabellum Bulletが、自身と交流のあるミュージ…
パンクとヒップホップというレベルミュージックがやれる事 両極端の強烈なメッセージ 2020年の今だからこそ聴くべき 2017年にシングル『不倶戴天』収録曲の「ラストダンス」で共演を果たしたBRAHMANとTHA BLUE HERBのILL-BOSSTINOさんが、コロナウイルス騒動…
札幌のKLUB COUNTER ACTIONで行われた、BRAHMAN初の有料配信ライヴ"IN YOUR 【 】 HOUSE"を視聴しました。生で味わえるわけではありませんが、今年初のBRAHMANのライヴです。 チケット代2000円+投げ銭5000円をガッツリと払ったのだから、その分全身全霊でラ…
曲にもよるけどアザトカワイサMAX 良くも悪くも単純で聴きやすい ラウドな音に疲れた耳には案外悪くないかも 当ブログ、2016年4月1日にスタートして約4年半、ついに「CD感想」カテゴリの記事300回目となります~~!! (。・ω・ノノ゙パチパチ ドンドンパフパフ いや~、…
実に半年ぶりのライヴです。 コロナウイルスにより全国のライヴ、イベントが延期や中止に追い込まれてしまった今年、最後に観たライヴは3月のA.V.E.S.Tで観たTHE冠でした。 show-hitorigoto.hatenablog.com 最後のライヴがTHE冠というのは、まあ日本のメタル…
BULLET FOR MY VALENTINEのDNAを継承 エモ、ポストハードコアとしてのキャッチーさを強く内包 基本スタンスはしっかりとメタル 先日足を運んだタワーレコード秋葉原店のメタルコーナーでやたらプッシュされていて、気になって手に取ってみた作品。 これに限…
ブログのトップページ右上(スマートフォンの場合は下)のプロフィールにも記載してある通り、僕はTwitter(インスタも)をやっています。 twitter.com 「メタラーさんとつながりたい」「パンクスさんとつながりたい」みたいな使い方はほぼしていないので、フォ…
初期IN FLAMESタイプのギター特化型メロデス モダンなヘヴィさや派手なテクニックは皆無 良くも悪くも一本調子すぎ 先日ディスクユニオンで「初期IN FLAMESに通じるメロデス」という触れ込みで紹介されていた、ドイツ出身のメロディックデスメタルバンドの自…
80年代型ピュアメタルの継承作 音だけでなくジャケットから歌詞に至るまでメタル一直線 メタル愛と熱量はピカイチ 近年活躍している日本の若手メタルバンドといえば、CRYSTAL LAKEやGraupelのようなモダンメタルコア、THOUSAND EYES(メンバーは必ずしも若手…
スペーシーで近未来的アレンジのメロスピ 伸びやかなハイトーンと流麗な演奏の掛け合い 馬力よりもキャッチーさとしなやかさ重視 ここ数年でよく名前を目にするようになったけど、実は2007年結成というそこそこのキャリアを持つ、カナダのメロディックパワー…
ハードコアシーンきっての天才が生み出した楽曲群 メロディックメタルに通じる泣きまくりのテクニカルギター 男らしさ全開のカッコ良すぎるヴォーカル 前回ジャパニーズ・ハードコアの重鎮であるGAUZEのアルバムについて書きましたが、その流れに乗って本作…
10曲13分の短き轟音 メロディアスさやドラマチックさは皆無 全ての人間が胸に刻むべき言葉がある 先日『BRAHMAN 25TH 25HOUR TV』という企画があったんです。日本のハードコアパンクバンド・BRAHMANの結成25周年を記念して、過去のライヴ映像や、RONZIさんが…
徹頭徹尾正統派メタル Judas Priestの型+ブチ切れ寸前のアグレッション 良くも悪くも聴き疲れ必至の熱さ 先日某CDショップの50%OFFセールにてワゴンに入っていたため購入しました......と、のっけから吝嗇根性丸出しの書き出しですみません。 しかし僕が本…
ヴォーカルチェンジ前の楽曲のリレコーディング 国内トップクラスの極悪重低音 ほのかに挿入されるクリアな叙情性にも注目 AUGUST BURNS REDのアメリカツアーに同行したり、RESURRECTION FEST 2019のメインステージのアクトで大規模なモッシュピットを生み出…
ベテランとは思えぬ獰猛なサウンド 新ヴォーカリストの粗野な声が相性ピッタリ リズム隊の重々しいプレイが光る イギリス出身のベテランスラッシュメタルバンドの7枚目のフルアルバム。前作からは実に7年ぶりだそうです。 前作から看板ヴォーカリストであっ…
ヨハン・リーヴァ在籍時の最高傑作 デスメタルの暴虐性と泣きの叙情性の完璧な融合 アモット兄弟による感情表現の極み 前回・前々回と1999年に発売されたメロデス至高の名盤を二枚続けて取り上げたので、もちろん本作についても書かなきゃならんでしょう。 s…
前作から遥かにレベルアップした名盤 アレキシ&ヤンネのスリリングな暴力プレイが目白押し 二作目にしてCOBのネオクラシカルメタルとしての絶頂期 前回のIN FLAMES『Colony』感想文の中で、同年のメロデス・レボリューションを巻き起こした作品の名前をちょ…
メロデスというジャンルの決定盤 デスメタルらしい姿から一皮むけて一気に洗練されたサウンド 史上最高レベルの慟哭リードと激情リフ 前回IN FLAMESの名盤『Clayman』を取り上げたので、その流れでメロディックデスメタル史に残るこの作品についても書いてみ…
デスメタルとは思えぬほどに垢抜けたキャッチーさ イェスパーの才覚が完全に発揮されたリードフレーズ満載 突出した要素は薄いが安定感は抜群 IN FLAMESが20年前に発表した5thフルアルバム『Clayman』が全曲リマスタリングされ、さらにはインストメドレー、…
基本的には前作と同じエピック路線 ライヴで盛り上がること必死な熱きコーラスと展開 ピュアメタルファンなら間違いなしの強力盤 2018年に古代ローマの戦士を思わせるインパクト抜群の衣装と、高クオリティーな正統派パワーメタルサウンドで注目を浴びた、WA…
ホラー映画モチーフの演劇的な魅力がたっぷり 爆走パートにおける尋常じゃないテンションの高さ 恐ろしさとカッコよさを両立した見事なアレンジ アメリカはマサチューセッツ州出身のメタルコア/ポストハードコアバンドの、2018年に発表した現時点での最新作…
今日は部屋の片づけと掃除をしていたはず。それなのに1~2時間経った後は、タブレットを手に取ってオモコロチャンネルの動画を見たり、気になるバンドのMVを確認したり、TwitterのTLを眺めたり...。あれれ~~?こんなことしてるはずじゃなかったんだけどな…
正統派ヘヴィメタルの鑑 パワーメタルからバラード、大作まで全てにおいて超強力 20年代メタルのマスターピースは確定か まず以下のフローチャートを見てください。 結果はどうでしたか?もちろんAになりましたよね? もしCになった場合は今すぐPrimal Fear…
メンバーチェンジを経てから初の音源 良い意味で何も変わらないノーザンらしさ満載 10分強の短さもあって聴きやすさはMAX 去年16年間バンド活動を共にしてきたベースの井村さんが脱退するも、新たに元々はギターヴォーカルだったという敦賀壮大さんを新ベー…
捨て曲の無い安定性抜群の正統派 ガス・Gさすがのパフォーマンス メロディーのキャッチーさについてはもう少し... ギリシャが誇るギターヒーローにして、OZZY OSBOURNEやNightrage、DREAM EVILといった多数のバンドで手腕を発揮したガス・G率いるヘヴィメタ…
フィメールゴシック+メロディックデスメタル? 女性ヴォーカルがパワフル&ビューティフル 疾走曲からスロー曲までメロディーのフックはなかなか バンド名が何て読むかもイマイチわかりにくい、ドイツのゴシック/メロディックデスメタルバンド・MalefistuMの1…
汲めども尽きぬグッドメロディーの宝庫 ヴォーカル全員超実力派(マグナス含む) マグナス・カールソンの才能は底無しなんだね ドイツの正統派ヘヴィメタルバンドPrimal Fearにレコーデイングメンバーとして在籍しつつ、数々のメタル・プロジェクトにギタリス…
ヴォーカル、演奏共に極悪にうねるモダンメタル ヘヴィなんだけどどこか耳に馴染みやすいリフが特徴的 頭一つ抜きんでた疾走キラーがメッチャ良い! 現代アメリカン・メタルの中心バンドであるLamb Of Godの最新作。結成当初からドラマーとしてバンドを支え…
30分に満たない激烈轟音 ヘヴィさ重視ではない昔ながらのデスメタルらしい音作り クドすぎなくて割と聴きやすいかも? 30分に満たない収録時間で、疾走に次ぐ疾走を繰り出すエクストリームメタルの名盤と言えば? ......はい、そうですね。SLAYERの『Reign I…
徹底的に楽しく下品で愉快で痛快 フォーキッシュなメロディーセンスも垣間見える 明確なハイライトとなる大作キラー在り 去年のEvoken Festにて最高に愉快で楽しいライヴを見せてくれた、GLORYHAMMERのクリストファー・ボウズ率いるパイレーツ・メタルバンド…